有名度
関脇大國魂神社
おおくにたまじんじゃ
東京都府中市宮町3-1
大國魂神社の七不思議
更新日:2026年6月30日
大國魂神社の七不思議
大國魂神社には、古くから語り継がれてきた「七不思議」があります。現在は姿を消したものもありますが、今も見ることができるものや伝承として受け継がれているものがあり、大國魂神社の歴史や信仰をより深く知ることができる見どころとなっています。①御供田の苗
お田植え祭で相撲を取った後、踏み荒らされた苗が不思議と真っすぐに起き上がり、収穫の時期には一斉に穂を実らせたと伝えられています。
かつて神社に供える米を育てる御供田は、現在の東京競馬場北西側の駐車場付近にありましたが、現在は残されていません。

参道に立っていた大杉は、これほどの巨木でありながら地上に根が一本も現れなかったと伝えられています。一般的に杉は成長すると地表に大きな根を張りますが、この杉は神様に遠慮して根を出さなかったという言い伝えがあります。
現在、大杉は枯れてしまい、その姿を見ることはできません。

かつて境内にはカラスやワシ、ウなど多くの鳥が生息していましたが、不思議なことに社殿へ糞を落とすことは一度もなかったと伝えられています。
神域ならではの不思議な出来事として、古くから語り継がれています。

源頼朝が戦勝祈願の際に植えたと伝わる矢竹は、不思議なことに石囲いの外へ根を伸ばさないといわれています。
現在も拝殿前で矢竹を見ることができ、大國魂神社に残る七不思議の一つとして知られています。

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⑤大銀杏のニナ貝樹齢約1,000年を誇る大銀杏の根元には、かつてニナ貝(※伝承による呼称)が生息し、これを用いると産後の肥立ちや母乳の出が良くなると信じられていました。
一時期は採取のために根元が掘り返され、大銀杏に大きなダメージを与えましたが、現在は立ち入りが制限され、樹勢も少しずつ回復しています。

大國魂神社の境内には松の木が一本もありません。その理由は、大國魂大神と八幡の神にまつわる伝説に由来すると伝えられています。
ある日、大國魂大神と八幡の神が一緒に府中を訪れ、泊まる場所を探していました。しかし、八幡の神は気に入った土地を見つけると、そのまま一人で住み着いてしまいます。大國魂大神は帰りを待ち続けましたが戻ってこなかったため、「待つのはつらい。松は嫌い。」と言って現在の地に鎮まったと伝えられています。
そのため境内には松を植えても育たないといわれ、府中では現在でも正月飾りに松を使わず、竹飾りを飾る家があると伝えられています。

かつて拝殿前には大きな樅の木があり、四季を通して枝から雫が落ち続ける不思議な木として知られていました。
現在その樅は残っていませんが、随神門前に立つ樅の木は「府中の名木百選」に選ばれており、往時をしのぶことができます。

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