有名度
関脇大國魂神社
おおくにたまじんじゃ
東京都府中市宮町3-1
相撲場
更新日:2026年6月30日
毎年行われる八朔相撲祭
大國魂神社の大鳥居をくぐり参道を進むと、宮乃咩神社を過ぎた左手に相撲場があります。現在も神事や奉納相撲が行われる歴史ある土俵で、大國魂神社の伝統行事を支える大切な施設です。この相撲場では、毎年8月1日に「八朔相撲祭」が開催されます。起源は1590年(天正18年)8月1日、徳川家康の江戸入城を祝福し、天下泰平と五穀豊穣を祈願する奉納相撲として始まったと伝えられています。その後、江戸幕府から水引幕が献納され、地域の人々の健康増進や体育奨励を目的とした祭礼として受け継がれてきました。
古くは相撲には邪気や疫病を祓う力があると信じられ、「風邪除け」の意味も込められていたと伝えられています。単なる競技ではなく、五穀豊穣や人々の健康を願う神事として奉納されてきた点も、八朔相撲祭の大きな特徴です。
現在も旧四ヶ町(馬場・新宿・本町・八幡町)の人々によって祭りが受け継がれ、大國魂神社四ヶ町八朔相撲会が主催しています。町内対抗で行われる小学生を中心とした子ども相撲は特に人気があり、幼児の部や女子の部も設けられるなど、多くの子どもたちが土俵で熱戦を繰り広げます。
祭り当日は、真剣勝負を見守る地域の人々の声援が境内に響き、歴史ある神社ならではの温かな雰囲気に包まれます。大國魂神社の長い歴史と地域の伝統文化を身近に感じられる、夏の風物詩として親しまれている祭礼です。

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