府中にある末社 東照宮 | 大國魂神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大國魂神社

おおくにたまじんじゃ

東京都府中市宮町3-1

府中にある末社 東照宮

更新日:2026年6月30日

徳川家康ゆかりの歴史を伝える東照宮

大國魂神社の東照宮は、本殿に向かって西側に鎮座しています。日光東照宮や上野東照宮は広く知られていますが、府中にも東照宮があることはあまり知られていません。しかし、この東照宮は徳川家康と大國魂神社との深いゆかりを今に伝える貴重な史跡です。
東照宮正面
徳川家康は、大國魂神社の西側、現在の府中本町駅付近に「府中御殿」を築き、鷹狩りなどでたびたびこの地を訪れていました。そのため大國魂神社との関わりも深く、家康が1616年(元和2年)に亡くなった後、駿河国久能山から下野国日光へ改葬される途中、ご遺体を納めた霊柩は武蔵国府の斎場で一夜を過ごしたと伝えられています。
この由緒を後世へ伝えるため、1618年(元和4年)に徳川二代将軍・秀忠の命によって東照宮が建立されました。江戸幕府ゆかりの歴史を伝える貴重な建造物として高く評価され、2014年(平成26年)には府中市指定有形文化財に指定されています。
東照宮社殿
東照宮というと、豪華絢爛な日光東照宮を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、大國魂神社の東照宮は華美な装飾を施さず、落ち着いた佇まいが特徴です。一見すると東照宮とは気付きにくいほど質素な社殿ですが、それだけに江戸時代初期から受け継がれてきた歴史や由緒を静かに感じられる場所となっています。
通常は非公開ですが、例祭や特別公開の日には内部を見学できる機会があります。公開日程は年によって異なるため、見学を希望する場合は事前に大國魂神社の公式情報を確認しておくと安心です。
日光東照宮や上野東照宮とは異なる趣があり、徳川家ゆかりの歴史を身近に感じられる隠れた見どころの一つです。

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