末社 巽神社・松尾神社 | 大國魂神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大國魂神社

おおくにたまじんじゃ

東京都府中市宮町3-1

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末社 巽神社・松尾神社

更新日:2026年6月30日

大國魂神社の本殿裏には、弁財天を祀る巽神社と、酒造の守護神を祀る松尾神社が並んで鎮座しています。どちらも古くから地域の人々や職人たちの信仰を集めてきた末社であり、本殿参拝後にぜひ立ち寄りたい見どころです。

芸能・商売繁盛の神として信仰される巽神社

巽神社は、本殿裏の北西側に鎮座する末社です。祭神は市杵島姫命で、七福神の弁財天としても広く知られています。創建年代は明らかではありませんが、本殿から見て辰巳(南東)の方角へ遷座されたことから「巽神社」と呼ばれるようになりました。
かつては市川の市場を守護する神として祀られ、江戸時代中頃には花柳界からも篤い信仰を集めました。そのため現在でも芸能上達や芸事、商売繁盛を願う参拝者が多く訪れています。
境内には1982年(昭和57年)に奉納された御影石製の神明鳥居や石灯籠が建ち、落ち着いた雰囲気に包まれています。
巽神社
また、小さな狛犬も見どころの一つです。一般的な狛犬は向かい合って配置されますが、巽神社では二体とも参道側を向いています。地面に近い位置に置かれているため見逃しやすいものの、愛らしい表情をした珍しい狛犬として人気があります。
巽神社の狛犬
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醸造家の信仰を集める松尾神社

巽神社の隣に鎮座する松尾神社は、1800年(寛政12年)に京都の松尾大社から勧請されました。祭神は大山咋命で、酒造や醸造の守護神として全国の酒蔵や醸造家から厚く信仰されています。また、農耕や開拓を守る神としても知られています。
この神社は武蔵国の醸造家たちの熱意によって創建され、鳥居には当時寄進した醸造家の名前が刻まれています。現在でも酒造業との深い結び付きは受け継がれ、1956年(昭和31年)には東京都酒造組合から覆屋が奉納されました。
松尾社
境内には東京都内の酒蔵九蔵の酒樽が奉納されているほか、東京都内唯一のビール工場であるサントリー武蔵野工場からビールケースも奉納されています。日本酒だけでなくビール醸造ともゆかりがある、全国的にも珍しい景観となっています。
奉納された酒樽
例祭は毎年9月13日に行われ、新酒の季節を迎える酒造関係者にとって大切な祭礼となっています。本殿の参拝だけでなく、酒造文化や弁財天信仰に触れられる二つの末社にもぜひ足を運んでみてください。

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