拝殿・本殿・御祭神・ご利益 | 大國魂神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大國魂神社

おおくにたまじんじゃ

東京都府中市宮町3-1

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拝殿・本殿・御祭神・ご利益

更新日:2026年6月30日

「総社六所宮」の扁額が掲げられた拝殿

大國魂神社の拝殿は、中雀門をくぐった正面に建っています。現在の社殿は1885年(明治18年)、官幣小社への昇格を機に改築されたもので、その後1978年(昭和53年)に改修が行われ、現在の美しい姿へと整えられました。
拝殿
建築様式は流造・切妻千鳥破風・銅板葺素木造で、木の風合いを生かした落ち着いた佇まいが特徴です。慶長年間に徳川家康が社殿を造営した際には、本殿との間に幣殿が設けられていましたが、1646年(正保3年)の大火で焼失しました。その後の再建にあたり、拝殿と幣殿は一体化され、現在の社殿配置となっています。
拝殿横
拝殿正面には「総社六所宮」と記された大きな扁額が掲げられています。これは江戸時代中期の書家・勝間龍水によるもので、大國魂神社が武蔵国の総社であることを象徴する扁額です。参拝の際はお参りだけでなく、堂々と掲げられた扁額にもぜひ注目してみてください。
総社六所宮と書かれた扁額
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東京都有形文化財の本殿

本殿は、1606年(慶長11年)に三つの社殿が横に並ぶ壮麗な社殿として造営されました。しかし、1646年(正保3年)の大火で焼失し、その後1667年(寛文7年)に四代将軍徳川家綱の命によって現在の本殿が再建されました。
建築様式は室町時代末期の特徴を受け継いだもので、昭和37年(1962年)には東京都有形文化財に指定されています。最大の特徴は、三つの本殿が一棟の建物として横一列につながる「三殿一棟」の相殿造であることです。このような構造は全国的にも珍しく、大國魂神社を代表する建築上の見どころとなっています。
本殿外観
本殿は九間社流造、向拝五間、銅板葺で、外部は鮮やかな朱塗りが施されています。三つの流造の社殿が美しく連結され、江戸時代に再建された当時の姿を現在まで伝えています。建築史上も価値が高く、武蔵国総社にふさわしい風格を備えた社殿です。
また、大國魂神社の本殿は全国的にも珍しい北向きで建てられています。一般的な神社の本殿は南向きや東向きが多い中、大國魂神社では1051年(永承6年)に源頼義によって北向きへ改められたと伝えられています。これは、当時まだ朝廷の支配が十分に及んでいなかった東北地方を神威によって鎮護するという願いが込められていたとされ、大國魂神社ならではの特徴となっています。
東京都有形文化財の本殿
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御祭神・ご利益

大國魂神社は、武蔵国の総社として創建された神社です。中心となる大國魂大神をはじめ、武蔵国一之宮から六之宮までの祭神を合わせ祀っていることが最大の特徴です。そのため、一社で武蔵国六社を巡拝したのと同じような信仰を集め、古くから武蔵国全体の総鎮守として崇敬されてきました。
祀られている神々は、一之宮・小野神社の小野大神、二之宮・二宮神社の小河大神、三之宮・氷川神社の氷川大神、四之宮・秩父神社の秩父大神、五之宮・金鑚神社の金佐奈大神、六之宮・杉山神社の杉山大神です。それぞれ武蔵国を代表する神社の祭神であり、これらを合わせ祀る神社は全国的にも珍しい存在です。
主祭神である大國魂大神は、一般に大国主命と同神とされ、古くから国土経営や人々の暮らしを見守る神として信仰されてきました。ご利益は厄除けや縁結びをはじめ、家内安全、商売繁盛、開運招福など幅広く、武蔵国総社ならではの力強い御神徳を授かれる神社として、多くの参拝者が訪れています。
本殿 横

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