随神門 | 大國魂神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大國魂神社

おおくにたまじんじゃ

東京都府中市宮町3-1

随神門

更新日:2026年6月30日

国産檜で造られた大國魂神社の表玄関

大國魂神社の随神門(ずいじんもん)は、大鳥居をくぐって参道を進むと正面に現れる重厚な楼門です。本殿へ向かう神域の入口として建ち、境内を代表する建築物の一つとなっています。
随神門はこれまで幾度か改築されてきましたが、現在の建物は2011年(平成23年)、御鎮座1900年記念事業の一環として再建されました。国産檜をふんだんに使用した木造建築で、高さ約8.5メートル、幅約25メートルを誇ります。屋根は耐久性に優れた銅板葺きで、美しい木肌との調和が印象的です。
随身門
これほど大きな門となった理由は、大國魂神社最大の祭礼「くらやみ祭」にあります。祭りでは神輿や大太鼓が門を通るため、それらが安全かつスムーズに通行できる高さを基準として設計されました。そのため、一般的な神社の楼門よりも間口、高さともにゆとりがあり、祭礼を支える実用性と格式を兼ね備えた造りとなっています。
門には繊細な彫刻も施されており、なかでも象の彫刻は見逃せません。現在飾られている象は二代目で、初代は1736年(享保20年)に押立村出身の代官・川崎定孝によって奉納されたものです。平成23年の改築に伴い取り外され、現在は宝物殿で大切に保存されています。
随身門の象の彫刻
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色鮮やかな随身像

随神門の正面には、門を守護する二体の随神像が安置されています。祭神は「豊磐間戸命(とよいわまどのみこと)」と「櫛磐間戸命(くしいわまどのみこと)」で、古くから門や神域を守護する神として信仰されてきました。一般には右大臣・左大臣の像として親しまれています。
随身像(豊磐間戸命と櫛磐間戸命)
現在の随神像は、大國魂神社氏子青年崇敬会の浄財によって製作され、東京藝術大学の協力により完成しました。1736年(享保20年)に川崎定孝が奉納した随神像をもとに復元されたもので、江戸時代の製作技法や伝統顔料を取り入れながら制作されています。
鮮やかな彩色と生き生きとした表情は、伝統を継承しつつ現代的な美しさも感じさせます。
随身像(恵比寿様と大黒様)
また、門の後面には福徳の神として親しまれる恵比寿様と大黒様も安置されており、随神門をくぐる際は正面だけでなく裏側にも目を向けてみてください。
建築、彫刻、信仰の三つの魅力が詰まった随神門は、大國魂神社を代表する見どころの一つです。

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