稲荷山・篠山稲荷・幸稲荷・末廣稲荷・航空稲荷・穴守稲荷上乃社・御嶽神社 | 穴守稲荷神社 - 神社ファン

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穴守稲荷神社

あなもりいなりじんじゃ

東京都大田区羽田5-2-7

稲荷山・篠山稲荷・幸稲荷・末廣稲荷・航空稲荷・穴守稲荷上乃社・御嶽神社

更新日:2025年10月13日

稲荷山

穴守稲荷神社の「稲荷山」は、境内奥に築かれた人工の神聖な小山で、明治30年(1897年)に京浜諸講社と有志の出資により造営されました。高さ約11メートル、現在の建物でいえばおよそ4階建てに相当する壮大なスケールを誇り、頂上からは境内や羽田空港、千本鳥居を見下ろすことができます。
山は石を積み重ねた砦のような姿をしており、稲荷神社の総本社・伏見稲荷大社の御神体山を模して造られました。山頂には「穴守稲荷上社」や御嶽神社の碑をはじめ、複数の小祠や神狐像、奉納石が並び、厳かな雰囲気を醸しています。
山の中腹には航空稲荷、末廣稲荷、幸稲荷、茶山稲荷などの小祠が点在し、参拝しながらさまざまなご利益を願うことができます。2020(令和2)年の御縁年午歳記念事業で整備された現在の稲荷山には、外周に手すり付きの螺旋階段が設けられ、登る途中の踊り場や山頂からは、千本鳥居越しの境内風景や羽田空港を発着する飛行機の景観を楽しめる神聖なスポットです。
稲荷山

篠山稲荷・幸稲荷・末廣稲荷・航空稲荷

稲荷山頂上に向かう階段の途中、左手に稲荷社が4社鎮座しています。2020(令和2)年に整備された御社は、稲荷山に近い方から篠山稲荷・幸稲荷・末廣稲荷・航空稲荷の順に並んでいます。頂上から下る階段は別ルートになっているため、階段を上る途中に参拝するとよいでしょう。
篠山稲荷・幸稲荷・末廣稲荷・航空稲荷 4社一覧
篠山稲荷
篠山稲荷は、稲荷山の小祠群のひとつで、古来より「安全祈願」と「地鎮」など地の力強さに特化したご利益が信じられてきました。丹波篠山の稲荷信仰に由来して「努力・強運・勝負運」の祈願所として信仰されます。また、穴守稲荷神社が旧羽田村の繁栄や安定と関わったように、篠山稲荷も土地と人を守る神としてのパワーを象徴しています。
篠山稲荷
幸稲荷
幸稲荷は「幸せを招く稲荷」として知られ、家内安全・良縁・商売繁盛などさまざまな幸福ごとのご利益があります。名称の由来は、参拝や奉斎を通じて氏子や地元民、参拝者の間に幸運が続出したことから「幸稲荷」と呼ばれるようになったと伝えられています。社の前には親しみやすい狐像が並び、特に女性や家族連れによる参拝が目立つほか、仕事・受験・新生活の成功祈願など幅広い願意が託されています。
幸稲荷
末廣稲荷
末廣稲荷は「末広がり」の名の通り、事業繁栄・発展・子孫繁栄など「拡大」「将来の福」を祈る社です。末廣型(扇状)に広がるご利益とされ、個人・家族だけでなく会社や店舗の発展・新規開業・転業時の成功祈願にも厚く信仰されています。稲荷山の祠群の中でも、末廣稲荷は鮮やかな朱の祠と一対の神狐がとりわけ目を引きます。
末廣稲荷
航空稲荷
一番奥に鎮座する航空稲荷の御社が建てられたのは2020(令和2)年です。「航空安全」「旅行安全」「空の守護」にご利益がある摂社として全国的にも唯一無二の存在です
穴森稲荷神社はかつて、羽田空港拡張のため強制退去となりました。その後1955(昭和30)年、かつての本殿跡に羽田空港旧ターミナルビルが完成。空の安全を祈念し、その屋上に穴守稲荷空港分社がお祀りされました。1963(昭和38)年には、同じく屋上に羽田航空神社も創建されます。
1993(平成5)年、旧ターミナルビルの撤去に伴い、穴守稲荷空港分社は穴森稲荷本社に合祀され、羽田航空神社は第1ターミナルビルの1階・に遷座されました。その後、令和の御縁年午歳記念事業の一環として、穴守稲荷空港分社は摂社航空神社となり、末廣稲荷の左手に御社が建てられました。羽田空港旧ターミナルビルに穴守稲荷空港分社がお祀りされた5月17日には、「航空稲荷例祭」が斎行。毎月17日には、穴守稲荷空港分社時代に行われていた月次祭が斎行されています。
航空稲荷

穴守稲荷上乃社

穴守稲荷神社の「上乃社(かみのしゃ)」は、稲荷山の山頂に鎮座する、境内随一の神聖な小社です。千本鳥居と奥之宮を抜け、螺旋階段を上った先にあり、その眺望と霊験から“羽田の聖域中の聖域”とも称されています。
穴守稲荷上乃社
頂上からは千本鳥居や社殿、羽田空港、東京湾を一望できる絶景が広がり、「羽田一番のパワースポット」として人気を集めています。
「高所での祈願は天に通じやすい」と伝えられています。
近年の整備で安全柵や踊り場が設けられ、参拝や写真撮影にも安心して訪れられます。山頂は風が強い日も多いため、参拝の際は帽子や手荷物にご注意ください。
稲荷山頂上から見える境内

御嶽神社・軾石

穴守稲荷上乃社の右手に鎮座しています。1906(明治39)年、南多摩郡横山村より遷座されました。2020(令和2)年に稲荷山が整備された際には、木曽三竹神社より御神石を頂き、改めて御嶽神社が勧請されています。
御嶽神社
すぐ隣には「御嶽神社」と刻まれた碑が立っており、“明治三十九年” “横山村”の文字を見ることができます。参拝する際は、御社の前に置かれている軾石(ひざつきいし)に膝をつき御神石を拝むのが一般的な作法です。
軾石

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