隔雲亭 | 明治神宮 - 神社ファン

有名度

横綱

明治神宮

めいじじんぐう

東京都渋谷区代々木神園町1-1

隔雲亭

更新日:2026年6月27日

昭憲皇太后のために造られた隔雲亭

隔雲亭(かくうんてい)は、明治神宮御苑の北門近くに建つ御休所です。
1903年(明治36年)、もともと井伊家下屋敷の庭園だった場所に、明治天皇が昭憲皇太后のために整備した遊歩庭園の施設として建てられました。御休所とは、天皇や皇族が庭園散策の際に休息するための建物を指します。
明治天皇と昭憲皇太后が御苑を訪れた際には、この隔雲亭で休憩や茶会が行われたと伝えられています。
見上げた隔雲亭

戦後に再建された数寄屋造の建物

現在の隔雲亭は、戦災で焼失した後の1958年(昭和33年)に再建されたものです。
建物は日本の伝統的な数寄屋造で建てられており、庭園の景観に溶け込む落ち着いた佇まいが特徴です。通常は非公開ですが、明治神宮が開催する茶会などの特別行事の際には利用されることがあります。
隔雲亭には、畳に座る一般的な茶室だけでなく、椅子に座って茶を楽しめる立礼席も設けられています。外国からの来賓を迎える機会の多かった皇室ゆかりの施設らしい特徴であり、当時としては先進的な造りでした。
隔雲亭

御苑の景色を楽しめる静かな場所

隔雲亭の周辺には池や木々が広がり、御苑の落ち着いた景観を楽しむことができます。
花菖蒲田や南池へ向かう途中に位置しているため、多くの参拝者が前を通りますが、本殿周辺とは異なる静かな雰囲気が漂っています。明治神宮御苑の歴史と皇室との関わりを感じられる見どころの一つです。

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