重要文化財の南手水舎と南神門 | 明治神宮 - 神社ファン

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明治神宮

めいじじんぐう

東京都渋谷区代々木神園町1-1

重要文化財の南手水舎と南神門

更新日:2026年6月28日

重要文化財の南手水舎

明治神宮には手水舎が東・西・南の3か所あります。各参道からの参拝ルートに合わせて配置されており、正参道から本殿へ向かう場合は南手水舎を利用することになります。
南手水舎は明治神宮創建と同じ1920年(大正9年)に建てられた建物で、現在も創建当時の姿を残しています。
南手水舎
建築面積22.20平方メートル、屋根は銅板葺で、木造の重厚な造りが特徴です。創建時の建造物が現存する貴重な建物として評価され、2020年に国の重要文化財に指定されました。
南手水舎 横

南神門

南参道・正参道のルートから本殿へ向かう場合は、南手水舎で身を清めた後に南神門をくぐります。北参道からは東神門、西参道からは西神門を通ることになります。
南神門の前には木造の鳥居が建っており、本殿前では最後の鳥居となります。第一鳥居や第二鳥居ほどの大きさはありませんが、鳥居越しに南神門を望むことができるため、撮影スポットとしても人気があります。
三の鳥居
鳥居をくぐると南神門があります。南神門は二階建て構造の楼門で、明治神宮創建と同じ1920年(大正9年)に建てられました。しかし、社殿とともに戦災で焼失し、現在の建物は1955年(昭和30年)に再建されたものです。
南神門
2020年には鎮座100年を記念した保存修理工事が行われました。この修復により緑青で緑色になっていた銅板屋根は本来の銅色を取り戻し、同年には南神門も国の重要文化財に指定されています。
南神門 横
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菊紋と桐紋

南神門には派手な彫刻装飾はありませんが、扉には大きな菊紋と桐紋の透かし彫りが施されています。
菊紋は皇室を象徴する紋章として知られていますが、南神門で使用されているものは皇室で用いられる十六八重表菊紋とは異なり、十二枚の花弁で表現されています。また桐紋も、皇室で用いられる五七桐ではなく五三桐が採用されています。
皇室ゆかりの神社でありながら、あえて意匠を変えた紋章が使われている点も見どころの一つです。
菊紋と桐紋

ハート形に見える亥の目

南神門でもう一つ注目したいのが、扉や金具に使われている「亥の目(いのめ)」です。
亥の目は猪の目を図案化した日本の伝統文様で、火除けや魔除けの意味があるとされています。神社や寺院の装飾として古くから用いられてきました。
この亥の目は現代ではハート形にも見えることから、写真を撮る参拝者も多く、SNSでも写真を撮ると幸せになれると話題になっています。南神門には複数の亥の目が使われているため、探しながら参拝するのも楽しみ方の一つです。
ハートマークの猪の目

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