有名度
前頭上位愛宕神社
あたごじんじゃ
東京都港区愛宕1-5-3
弁財天舎・児盤水(小判水)の滝
更新日:2026年5月20日
弁財天舎
弁財天舎は、愛宕神社の境内右手に鎮座する末社です。1610(慶長15)年に、安芸国(現在の広島県)の厳島より勧請されたと伝えられています。御祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)です。弁財天として広く信仰されている神で、芸事上達・財運上昇のほか、海上交通など水にまつわる御利益で知られています。七福神の一柱としても親しまれており、芸能・音楽・学問・財福の神として多くの参拝者から崇敬を集めています。

池の周辺は2024(令和6)年に整備され、周囲をぐるりと歩けるようになりました。以前より散策しやすくなり、都心とは思えない静かな水辺空間をゆっくり楽しめます。
また、池の鯉は非常に活発で、近付くと寄ってくるほど人に慣れています。餌は1袋100円で販売されており、家族連れや参拝者に人気があります。池の奥には「児盤水の滝」と呼ばれる小滝もあり、水音が響く静かな景観をつくり出しています。

児盤水(小判水)の滝
児盤水(小判水)の滝は、愛宕神社の弁財天舎近く、池のほとりにある小さな滝です。弁財天舎へ続く参道には金色の鳥居が建てられており、その奥に御社が静かに鎮座しています。周囲には鯉が泳ぐ池が広がり、都心とは思えない落ち着いた水辺景観を楽しめます。「児盤水」は「こばんすい」と読み、「小判水」とも表記されます。古くから愛宕の地に湧き出ていた霊験あらたかな名水と伝えられており、愛宕山に残る水の信仰を今に伝える存在です。
承平3年(933年)の平将門の乱の際には、源経基(みなもとのつねもと)が児盤水で水垢離を行い、愛宕様へ鎮定祈願をしたと伝えられています。神の加護によって乱が鎮まったという伝承も残されており、古くから霊水として信仰されてきました。
現在の滝は、かつての名水そのものではなく、児盤水の名を後世へ伝えるために整えられたものです。1976(昭和51)年に整備され、参拝者が神のお恵みや心の安らぎを感じられる場所として親しまれています。
池の水面には周囲の木々や社殿が映り込み、奥から聞こえる滝の水音が静かな空気をつくり出しています。男坂(出世の石段)や丹塗りの門の力強い景観とは異なり、児盤水の滝周辺には穏やかな雰囲気が漂っており、愛宕山の自然信仰や古い伝承を感じられる癒やしの空間となっています。

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