有名度
関脇芝大神宮
しばだいじんぐう
東京都港区芝大門1-12-7
御本殿・御祭神・ご利益・篝火挙式
更新日:2025年9月17日
御本殿
神明造りの御本殿は、1964(昭和39)年に再造営されたものです。古来より幾度も火災に見舞われましたが、その都度再建されてきました。1876(明治9)年、火災で焼失し翌年再建。1923(大正12)年には関東大震災により倒壊・延焼し、1927(昭和2)年から1938(昭和13)年にかけ再建、1945(昭和20)年には東京大空襲で焼失し、1947(昭和22)年に再建されています。神明造りになっている芝大神宮の社殿は、直線的でシンプルなデザインが特徴です。屋根には鰹木(かつおぎ) が6本あり、これは一般的に偶数であることから女神を祀っていることを示しています。実際に、芝大神宮では天照大御神(あまてらすおおみかみ) が祀られています。ただし、鰹木の数と性別の関係はあくまで目安であり、例外も存在します。建物はコンクリート製です。
御祭神
御祭神は伊勢神宮の御祭神、天照大御神(あまてらすおおみかみ/内宮)、豊受大神(とようけおおかみ/外宮)の二柱です。相殿として、事代主命(ことしろぬしのみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)・倉稲魂命(うかのみたまのかみ)・菅原道真公・源頼朝公・徳川家康公をお祀りしています。本殿には、かつて境内に鎮座していた摂社・末社もお祀りされています。
合祀された摂社・末社
芝大神宮では、明治時代以降の政策や、関東大震災、東京大空襲によってかつての摂社・末社が焼失したため、現在は御本殿に合祀されています。以下の神社に祀られていた神々が合祀されたと言われています。
・住吉神社(住吉三神)
・春日神社(天児屋根命)
・熊野神社(伊邪那美命)
・須賀神社(須佐之男命)
・氷川神社(健速須佐之男命)
・八幡神社(応神天皇)

芝大神宮に合祀された住吉神社は、かつて境内の泉の守護神として「御手洗社」と呼ばれていました。
江戸時代、3代将軍の徳川家光は鷹狩りの際、目にゴミが入り困っていたところ、この泉の水で目を洗うとすぐに治ったと伝えられています。この出来事以来、家光は住吉神社を深く信仰し、社殿を造営しました。このことから、住吉神社は眼病平癒にご利益があるとして多くの人々から信仰を集めました。
御祭神は元々、住吉三神(表筒男命、中筒男命、底筒男命)でしたが、明治時代に大綿津見命に変更されたと伝えられています。
ご利益
よく知られている御利益は、縁結び・商売繁盛です。ほかにもさまざまな御利益があり、身体強健・病気平癒・商売繁盛・会社繁栄・勤務安全・家内安全・厄除・方除・学業成就・受験合格・交通安全・旅行安全などの御祈祷を受けることができます。また芝大神宮は、現在の宝くじにあたる「富くじ」発祥の地であることから、宝くじの当選祈願に訪れる方が多くみられます。
篝火挙式
芝大神宮では年間を通し神前結婚式が行われていますが、「篝火(かがりび)挙式」は、11月中旬から2月中旬の期間のみ行われる婚儀です。挙式は1日1組のみ、時間は16:30または17:00からとなっており、新郎新婦は左右に神明(かみあかり)が焚かれた大鳥居をくぐり、雅楽の流れる境内を進み御本殿へ向かいます。御本殿では古式にのっとった婚儀を齋行。その後は境内で記念撮影となります。婚儀が終わる時間にはもう日が暮れているため、境内に篝火の明かりが映え、幻想的な光景が広がっています。

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