有名度
小結上野東照宮
うえのとうしょうぐう
東京都台東区上野公園9-88
静心殿
更新日:2026年6月17日
静心殿
上野東照宮の静心所(せいしんじょ)は、2022年に完成した現代的な建築で、拝観前に心を鎮めるための静謐な空間として設計されました。建築家・中村拓志氏(NAP建築設計事務所)による設計で、神符授与所と対をなす二枚の片流れ屋根のうちの一つが静心所です。もう一方が授与所となり、両棟は境内に連続性を持たせるように配置されています。こちらへの入場は拝観料が必要です。

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構造上の最大の特徴は、御神木の大楠(おおくす)の根を守るために、木の根側に柱を一本も立てていないことです。倒木の危険から伐採された大イチョウを再利用し、最小60mm角の材に製材してシェル構造のヴォールト屋根として再生。屋根は約3メートルの軒をカンチレバーで張り出し、反対側を“やじろべえ”のように引っ張る構造により、支柱を立てずに参拝者を包み込むような半屋外の空間を実現しています。この構造によって、御神木の保護と参拝者の快適さが両立されています。


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