勅使門 | 香取神宮 - 神社ファン

有名度

関脇

香取神宮

かとりじんぐう

千葉県香取市香取1697番地

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勅使門

更新日:2026年8月20日

自然豊かな境内

香取神宮は、亀甲山(かめがせやま)と呼ばれる丘に鎮座しています。約12万3千㎡の広大な境内にはスギをはじめとする巨木が生い茂り、豊かな自然が残されています。
境内の森は「香取神宮の森」の名称で、1974年(昭和49年)3月19日に千葉県指定天然記念物に指定されました。暖帯性常緑広葉樹林に属し、スギの巨木を中心に、モミ、イヌマキ、シイ、クロマツなどさまざまな樹木が見られます。
境内参道と灯篭
表参道では、背の高い木々の間に奉納された灯籠がずらりと並び、香取神宮らしい厳かな景観をつくっています。境内には桜やカエデなども多く、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と、季節によって異なる風景を楽しめます。
境内の紅葉
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勅使門

三の鳥居から総門を正面に見て右手には、茅葺屋根の「香取神宮勅使門」があります。
この場所には、かつて香取神宮の最高位の神官である大宮司家の邸宅がありました。勅使門はその表門として、1781年(天明元年)11月に当時の大宮司・大中臣森房によって建立されたものです。朝廷から勅使が参向した際の出入口として使用されたことから「勅使門」と呼ばれています。
勅使門
大宮司家の邸宅は1946年(昭和21年)頃の火災によって焼失しましたが、勅使門は焼失を免れました。邸宅跡には香取神宮の集会所「神徳館」が建てられており、現在の建物は2019年(令和元年)に建て替えられたものです。勅使門は現在も神徳館の表門として残されています。
勅使門 斜め
勅使門は桁行3間、梁間2間、一重、切妻造で、屋根は茅葺です。両側には袖塀が付き、大規模で独特な構造や随所に施された装飾に、香取神宮の大宮司家が有していた格式が表れています。類例の少ない社家建築の遺構としても貴重です。
2022年(令和4年)3月8日には「香取神宮勅使門」として千葉県指定有形文化財(建造物)に指定されました。さらに2023年(令和5年)3月10日には、建立時期などを伝える棟札3枚が追加指定され、現在の指定名称は「香取神宮勅使門 附 棟札3枚」となっています。

璽神社・大山祇神社

神徳館の敷地内には、香取神宮の末社である「璽神社(おしでじんじゃ)」と「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」があります。
璽神社と大山祇神社の案内版
現地にある社殿は1棟のため、璽神社と大山祇神社の2社が合殿されているようです。表参道から少し外れた場所にあり、境内を普通に参拝していると見落としやすい末社です。香取神宮の摂末社をすべて巡りたい方は、勅使門や神徳館とあわせて忘れずに参拝しましょう。
璽神社 社殿

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