摂社 日本武尊社・みそぎの泉 | 宝登山神社 - 神社ファン

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宝登山神社

ほどさんじんじゃ

埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828

摂社 日本武尊社・みそぎの泉

更新日:2026年3月17日

日本武尊社

宝登山神社の日本武尊社(やまとたけるのみことしゃ)は、本殿の背後、北西の方向にあたる場所に鎮座する摂社で、天満天神社の隣に祀られています。祭神は日本武尊で、宝登山神社の創建伝承と深く結びつく重要な社です。
伝承によると、東国平定の帰途にこの地を訪れた日本武尊は宝登山に登ろうとしましたが、途中で山火事に遭い危機に陥りました。そのとき山犬が現れて火を消し止め、一行を山頂へ導いたと伝えられています。尊はこれを神の導きと悟り、山頂に神籬を設けて祖先神である神日本磐余彦尊(神武天皇)、山の神の大山祇神、火の神の火産霊神を祀りました。これが宝登山神社の起こりとされています。日本武尊社は、この創建伝承の中心人物である日本武尊の御神霊を祀る社として境内に設けられたものです。
宝登山神社では、日本武尊は山の神を祀った人物であると同時に、宝登山信仰を開いた存在として重要な意味を持っています。毎年5月2日に宝登山山頂の奥宮で行われる奥宮祭では、日本武尊社に祀られている御神霊を神輿にお乗せして奥宮へと登り、山頂で祭礼が斎行されます。この神事は、日本武尊の故事と宝登山神社の信仰の由来を今に伝える重要な祭礼となっています。
宝登山神社 日本武尊社 社殿

みそぎの泉

宝登山神社のみそぎの泉は、本殿の御垣内にある神聖な泉で、日本武尊社の向かい側、本殿の横に位置しています。現在も本殿内の神域にあり、参拝者は垣根越しにのみ見ることができます。
宝登山神社 みそぎぎの泉前
伝承によると、日本武尊が東国平定の帰途にこの地を訪れ、宝登山に登る前に山麓の泉で身を清めたといわれています。尊はこの泉でみそぎを行い心身を整えてから山頂へ向かい、そこで祖先神の神日本磐余彦尊(神武天皇)、山の神の大山祇神、火の神の火産霊神を祀りました。これが宝登山神社の起こりとされています。
この泉は「玉の泉」とも呼ばれ、宝登山神社の創建伝承と深く結びつく場所です。古くから神聖な泉として守られており、約1900年前から現在に至るまで、日照りのときも大雨のあとも水位がほとんど変わらないと伝えられています。
宝登山神社 みそぎぎの泉
みそぎの泉は、華やかな社殿の近くにありながら静かな神域にたたずむ、宝登山神社の歴史と信仰を象徴する場所の一つです。日本武尊の伝承を今に伝える神聖な泉として、現在も大切に守られています。

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