奥宮 | 宝登山神社 - 神社ファン

有名度

小結

宝登山神社

ほどさんじんじゃ

埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828

奥宮

更新日:2026年4月29日

奥宮

宝登山神社の奥宮は、標高497.1mの宝登山山頂に鎮座する神社で、宝登山信仰の中心となる聖地です。麓にある宝登山神社の本社(里宮)に対し、奥宮は山の頂に祀られた最も古い祭祀の場所とされています。
宝登山神社 奥宮
奥宮の由緒は、日本武尊の伝説にさかのぼります。東国平定の帰途、この地を訪れた日本武尊は宝登山に登ろうとしますが、途中で山火事に遭い進退きわまります。そのとき山犬が現れて火を消し止め、一行を山頂へ導いたと伝えられています。尊はこれを神の導きと悟り、山頂に神籬を設けて祖先神である神日本磐余彦尊(神武天皇)、山の神の大山祇神、火の神の火産霊神を祀りました。これが宝登山神社の起こりとされています。この出来事にちなみ、山は「火を止める山」を意味する火止山(ほどさん)と呼ばれるようになり、後に現在の宝登山の表記となりました。奥宮は、この由緒にまつわる宝登山の頂に鎮座しています。
宝登山神社 奥宮の御祭神日本武尊の絵馬
奥宮の社前には、一般的な狛犬ではなく、日本武尊を助けたと伝えられる山犬の姿をしたご眷属、大口真神の像が置かれています。宝登山神社ではこの山犬を神の使いとして大切に祀っており、奥宮の特徴的な見どころの一つとなっています。
奥宮の例祭は毎年5月2日に行われます。当日は「日本武尊社」に祀られている日本武尊の御神霊を奥宮へ迎えて祭礼が斎行され、一般参拝者も参列することができます。
宝登山神社 奥宮の大口真神像
奥宮へは宝登山ロープウェイの山頂駅から歩いて参拝できるほか、登山道を通って山頂を目指すこともできます。山頂まではロープウェイで約5分、徒歩ではおよそ50分ほどです。山頂は秩父盆地や秩父連山を望む眺望に恵まれ、条件がそろえば雲海が広がる景色を見ることもできます。神聖な空気に包まれた山頂の奥宮は、宝登山信仰の原点を今に伝える場所として多くの参拝者が訪れています。
宝登山ロープウェイ 宝登山麓駅

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