三の鳥居 | 氷川神社 - 神社ファン

有名度

大関

氷川神社

ひかわじんじゃ

埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407

三の鳥居

更新日:2026年6月20日

氷川神社境内の入口となる赤鳥居

二の鳥居から約450メートル進むと、氷川神社の境内入口に建つ三の鳥居に到着します。鮮やかな朱色から「赤鳥居」の名で親しまれており、多くの参拝者にとって氷川神社の象徴的な景観の一つとなっています。
三の鳥居の創建年代は不明ですが、江戸時代には既に存在していたと伝えられています。長い歴史の中で幾度か建て替えが行われ、1911年(明治44年)には老朽化に伴い再建されました。現在の鳥居は1934年(昭和9年)に片倉製糸紡績株式会社(現在の片倉工業)によって奉納されたもので、旧赤鳥居は現在、一の鳥居として移築されています。
三の鳥居
奉納した片倉工業は、大宮の近代化と発展を支えた代表的な企業です。製糸業を中心に発展した片倉財閥の中核企業であり、地域産業の振興だけでなく学校運営や地域社会への貢献にも力を注ぎました。三の鳥居は、こうした大宮の発展を支えた企業の歴史を今に伝える存在でもあります。
ケヤキ並木が続く緑豊かな参道を歩いてきた参拝者の目に、朱色の鳥居が鮮やかに飛び込んできます。木々の緑と鳥居の赤色との対比は美しく、氷川神社を代表する撮影スポットとしても人気があります。
また、鳥居の根元に設けられた赤い玉垣にも注目です。鳥居と統一された朱色で整えられており、境内入口としての格式と美しさを感じさせます。昭和初期に整備されたもので、現在も鳥居とともに参拝者を迎えています。
そして三の鳥居の最大の役割は、神域への入口であることです。約2キロにわたって続く氷川参道を歩いてきた参拝者は、この鳥居をくぐることで境内へと足を踏み入れます。参道から境内へと空気が変わるように感じられ、参拝前に自然と気持ちが引き締まる瞬間でもあります。
二の鳥居が氷川参道の象徴なら、三の鳥居は氷川神社そのものの入口です。長い参道の先で参拝者を迎える鮮やかな赤鳥居は、古くから多くの人々を神前へと導いてきた氷川神社を代表する見どころの一つとなっています。

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