有名度
小結大崎八幡宮
おおさきはちまんぐう
宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1
神馬舎
更新日:2026年7月24日
御神馬の歴史を伝える登録有形文化財
大崎八幡宮の三の鳥居をくぐり、表参道を進むと右手に神馬舎があります。神馬舎は、神社に奉納された神馬(しんめ)や祭礼で用いられる馬を飼育するための建物で、かつて多くの神社に設けられていました。大崎八幡宮の神馬舎は大正時代に建てられた木造建築で、昭和20年(1945年)頃までは実際に御神馬が飼育されていたと伝えられています。その歴史的価値が認められ、2011年(平成23年)には国の登録有形文化財に登録されました。

柱に残る御神馬の噛み跡
現在は神馬が飼育されていませんが、神馬舎の内部には当時を物語る痕跡が今も残されています。建物の柱には、御神馬が噛んだとされる噛み跡が残っており、かつてここで馬が暮らしていたことを今に伝えています。また、大崎八幡宮では、先々代の宮司が御神馬に乗って仙台城跡まで往来していたという言い伝えも残されています。現在では想像しにくい光景ですが、神馬が神社と地域を結ぶ大切な存在だったことがうかがえる興味深い逸話です。
神馬舎は華やかな国宝社殿の陰にありながら、大崎八幡宮の歴史や神社文化を静かに伝え続ける貴重な建物です。参拝の際は、登録有形文化財としての建築だけでなく、柱に残る御神馬の噛み跡にもぜひ注目してみてください。

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