伊達政宗寄進の社殿(国宝) | 大崎八幡宮 - 神社ファン

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大崎八幡宮

おおさきはちまんぐう

宮城県青葉区八幡4-6-1

伊達政宗寄進の社殿(国宝)

更新日:2025年5月21日

本殿・石の間・拝殿

境内からみる拝殿
大崎八幡宮の本殿・石の間・拝殿は慶長9年より3年かけ慶長12年(1607年)に伊達政宗の寄進によって造営されました。手がけたのは、豊臣家召し抱えの梅村日向守家次・梅村三十郎頼次・刑部左衛門国次・鍛冶雅楽助吉家など、当代の巨匠と伝えられています。
拝殿
母屋造りの本殿(桁行5間、梁間3間)と拝殿((正面)7間、梁間(側面)3間)を「石の間」で繋いで1棟とした「権現造」形式の社殿です。
外観は柱などの軸部を総黒漆塗りで落ち着いた雰囲気ですが、長押、組物、蟇股などは極彩色の装飾や飾り金具などで彩られています。
現存する安土桃山時代の形式の社殿としては最古ものとされています。桃山建築の絢爛豪華な社殿は、日光東照宮に引き継がれています。
拝殿 長押、組物、蟇股の彫刻

佐久間左京や左甚五郎の作品

拝殿 彫刻内部
拝殿内部には、狩野派の絵師佐久間左京の作となる唐獅子の障壁画や大虹梁の青龍、石の間の格天井には、五十三種の花や薬草が描かれています。
また名工「左甚五郎」のモデルといわれる鶴刑部左衛門国次(つるぎょうぶざえもんくにつぐ)は、大崎八幡宮は最初に手がけた建築であり、ここでの成功が日光東照宮の仕事に繋がります。
拝殿 上部

ご神徳

応神天皇・神功皇后・仲哀天皇を祀る大崎八幡宮は仙台総鎮守として仙台城下の人々尊崇されており、厄除け・除災招福や必勝・安産のご神徳が有名です。
生まれて死ぬまで一生を守ってくれる仏様を「守り本尊」として拝む信仰が江戸時代に十二支と本尊が組み合わされ、仙台では「卦体神」呼ばれ大変盛んになりました。
大崎八幡宮は、伊達政宗公の仙台城から北西(戌・亥)の方角に鎮座しているため、乾(戌亥)の守護神とされ、現在も戌亥歳生まれの人からの崇敬を集めています。
本殿

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