伊達政宗寄進の社殿(国宝)・御祭神・ご利益 | 大崎八幡宮 - 神社ファン

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大崎八幡宮

おおさきはちまんぐう

宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1

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伊達政宗寄進の社殿(国宝)・御祭神・ご利益

更新日:2026年7月23日

本殿・石の間・拝殿

大崎八幡宮の本殿・石の間・拝殿は、慶長9年(1604年)から約3年の歳月をかけ、慶長12年(1607年)に仙台藩初代藩主・伊達政宗公の寄進によって造営されました。
拝殿
本殿と拝殿を「石の間」でつないだ権現造の社殿で、本殿は桁行5間・梁間3間、拝殿は正面7間・側面3間の壮大な規模を誇ります。権現造は、本殿・石の間・拝殿を一体化させた社殿形式で、重厚感と奥行きのある空間を生み出しているのが特徴です。社殿の外観は、柱などの軸部を総黒漆塗りとし、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。一方で、長押や組物、蟇股には極彩色の彩色や飾り金具が施され、黒漆との鮮やかな対比が桃山建築ならではの豪華さを演出しています。
大崎八幡宮 拝殿 斜め
母屋造りの本殿(桁行5間、梁間3間)と拝殿((正面)7間、梁間(側面)3間)を「石の間」で繋いで1棟とした「権現造」形式の社殿です。
外観は柱などの軸部を総黒漆塗りで落ち着いた雰囲気ですが、長押、組物、蟇股などは極彩色の装飾や飾り金具などで彩られています。
現存する安土桃山時代の形式の社殿としては最古ものとされています。桃山建築の絢爛豪華な社殿は、日光東照宮に引き継がれています。
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社殿を彩る見事な装飾

社殿は外観だけでなく、内部にも見どころが数多くあります。
拝殿には、狩野派の絵師・佐久間左京による唐獅子の障壁画や、大虹梁に描かれた力強い青龍が残されています。また、石の間の格天井には53種類もの花や薬草が描かれ、華やかな彩りが社殿内部を彩っています。
拝殿 長押、組物、蟇股の彫刻
さらに、社殿の建築を手がけた鶴刑部左衛門国次は、名工「左甚五郎」のモデルの一人ともいわれています。大崎八幡宮での仕事が高く評価され、その後の日光東照宮造営にも携わったと伝えられています。
拝殿 彫刻内部
社殿には彫刻や彩色、障壁画など桃山時代の美術や建築技術が数多く残されており、細部にまで職人たちの優れた技を見ることができます。昇殿参拝の機会があれば、外観だけでなく内部の装飾にもぜひ注目してみてください。
拝殿 上部

御祭神・ご利益

応本殿には、応神天皇・神功皇后・仲哀天皇の三柱がお祀りされています。
大崎八幡宮は仙台総鎮守として古くから篤い崇敬を集め、厄除け・除災招福・必勝・安産などのご神徳で広く知られています。
また、伊達政宗公が仙台城の北西(戌・亥)の方角に大崎八幡宮を配したことから、乾(戌亥)の守護神としても信仰されてきました。江戸時代には、生まれ年の干支ごとに守護神をいただく「卦体神」の信仰が仙台で盛んになり、大崎八幡宮は戌年・亥年生まれの人々の守護神として現在も厚い崇敬を集めています。
桃山文化を今に伝える華麗な国宝社殿と、400年以上にわたり受け継がれてきた信仰をあわせて感じられることも、大崎八幡宮ならではの魅力です。
本殿

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