鳥居・参道・萬多奈能岡(亦無岡) | 志波彦神社 - 神社ファン

有名度

関脇

志波彦神社

しわひこじんじゃ

宮城県塩竈市一森山1-1

😞 🙁 😐 🙂 😄

鳥居・参道・萬多奈能岡(亦無岡)

更新日:2026年8月14日

鳥居

志波彦神社の入口には、鮮やかな朱塗りの鳥居が立っています。場所は神馬舎・神龍社の裏手で、駐車場方面から歩いてくると、鹽竈神社へ続く東参道へ入る手前に見えてきます。同じ境内に鎮座する鹽竈神社とは別に鳥居と参道が設けられており、ここが志波彦神社への入口となっています。
志波彦神社 鳥居
鳥居の周囲は木々に囲まれ、季節によって大きく表情を変えます。特に美しいのが秋で、赤や黄色に染まった木々と朱色の鳥居が重なり、鮮やかな景観を楽しめます。鹽竈神社・志波彦神社の広い境内のなかでも、紅葉の時期に立ち寄りたい撮影スポットのひとつです。
志波彦神社の鳥居と紅葉

志波彦神社 参道

鳥居をくぐると、木々に囲まれた緩やかな上り坂の参道が続きます。急な石段が続く鹽竈神社の表参道とは雰囲気が異なり、比較的歩きやすい道です。
参道を進むにつれて正面に志波彦神社の神門が見えてきます。朱塗りの鳥居から参道、神門へと一直線につながる景観も印象的で、同じ一森山の境内にありながら、鹽竈神社とは独立した志波彦神社の御神域へ向かっていることを感じさせます。
志波彦神社 参道
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萬多奈能岡(亦無岡、またなのおか)

参道脇には、萬多奈能岡(亦無岡、またなのおか)と呼ばれる場所があります。一森山の高台に位置し、塩竈や松島方面を見渡せる眺望のよい場所です。
萬多奈能岡
「亦無岡」という名は、明治9年(1876)の東北巡幸で鹽竈神社を訪れた明治天皇にまつわるものです。同年6月29日、明治天皇がこの場所から眼下に広がる景色を眺め、「またとない良い景色だ」と述べられたことから、「亦無岡」と呼ばれるようになったと伝えられています。
岡には、この出来事を後世へ伝える「萬多奈能(亦無)岡の碑」が建てられています。また、現地の案内板には、巡幸に侍従として随行した歌人・高崎正風が詠んだ、
「塩竈の浦のみるめをここにきて刈るもまたなのをかしからずや」
という歌も記されています。「またな」という言葉を織り込みながら、塩竈の浦を望む亦無岡の景観を詠んだ歌です。
萬多奈能岡歌碑
亦無岡には鹽竈ザクラも植えられています。鹽竈ザクラは八重咲きの大輪をつける遅咲きの桜で、「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」として国の天然記念物に指定されています。春には鹽竈ザクラ、秋には参道を彩る紅葉を楽しめるため、社殿への参拝だけで通り過ぎず、季節の景観にも注目したい場所です。

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