末社 松福稲荷神社・悶破稲荷神社 | 櫛引八幡宮 - 神社ファン

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櫛引八幡宮

くしひきはちまんぐう

青森県八戸市八幡字八幡丁3-2

末社 松福稲荷神社・悶破稲荷神社

更新日:2025年12月6日

松福稲荷神社

櫛引八幡宮の末社である松福稲荷神社は、境内の春日社に向かって左側に社殿を構える末社で、稲荷社特有の複数の鳥居が連なる祈りの空間を形成しています。参拝者が自然と足を運ぶ静かな一角に位置し、境内の社殿群の中でも福徳を授かる場所として親しまれています。
松福稲荷神社の鳥居
この松福稲荷神社には、京都・伏見稲荷大社から正式に御分霊を勧請した倉稲霊神(うがのみたまのかみ)をお祀りしています。倉稲霊神は五穀豊穣・商売繁盛・家内安全を司る稲荷大神として古くから厚い崇敬を集めており、櫛引八幡宮においても特に福徳をもたらす守護の神として位置づけられています。
もとは松下ライフエレクトロニクス株式会社(旧ナショナル社)で祀られていた稲荷社でしたが、同社が2005年(平成17年)に仙台へ統合されたことを機に、縁あって櫛引八幡宮の境内へ遷座されました。企業内で長年信仰されてきた稲荷神が地域の八幡宮に迎えられたことで、社は新たな祈りの場として再び多くの崇敬を受けるようになりました。
松福稲荷神社の社前には、倉稲霊神の御神徳を求めて商売繁盛・事業成功・家内安全を祈願する参拝者が多く訪れます。稲荷信仰が持つ庶民的で親しみ深い性格が境内でもしっかりと根づいており、日々の生活の安定や繁栄を願う人々に寄り添う社として大切にされています。
松福稲荷神社 社殿
毎年6月21日には「松福稲荷神社祭」が斎行され、地域住民や企業関係者が参列する恒例の祭事となっています。遷座後も変わらず続けられているこの祭りは、祈りの継承と社の歴史を今に伝える重要な行事であり、福徳を求める人々で賑わいます。

悶破稲荷神社

松福稲荷神社の隣には「悶破稲荷神社(もんぱいなりじんじゃ)」が鎮座しています。
悶破稲荷神社 鳥居
悶破稲荷神社の御祭神は倉稲霊神(うがのみたまのかみ)です。神名の「稲荷」は、いなりの音が「生成り」に通じるともいわれ、御神徳は稲に限らず、あらゆる植物、さらには万物の成長へと広がり、商売繁盛・社業繁栄・発展を授けてくださるとされています。また、稲荷神社に広く伝わる民間信仰として「倍返し」の御神徳があり、百円のお賽銭を入れて拝めば二百円の御利益がある、といった伝承が知られています。
悶破稲荷神社 社殿
悶破稲荷神社では、心に抱える悶々とした苦しみや悩み、迷いを打ち破り、祓い清めてくださるといわれています。社殿の横には「願いきつね」の奉納場所があり、苦しみや迷いを打ち祓っていただきたいという願いを込めて、参拝者が奉納した白狐像が並んでいます。
悶破稲荷神社に奉納された願いきつね
悶破稲荷神社では、穀豊穣と商売繁盛を祈願する大祭「悶破稲荷神社祭」が毎年4月10日に行われています。

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