香取系
かとり
- 神社(分霊)
神社系統ランキング21位(698社)
系統説明
千葉県香取市の香取神宮を総本宮とする系統。
剣神・武神である経津主神は、剣道や空手の道場にも鹿島系の祭神である武甕槌神と共にまつられていることが多く、「香取大明神」(武甕槌神は鹿島大明神)とも呼ばれている。
祭神
祭神は経津主神。別名の伊波比主命や斎主神でまつられていることも多い。また香取大明神としてまつられているケースもある。
経津主神は古事記にはその名がみえず日本書紀にのみ登場する神だが、鹿島系の祭神である武甕槌神とは、国譲りにおいて共に活躍したとの説話があり、一緒にまつられていることが多くみられる。
系統分布
香取系は全国でみられる系統。主な同系統の神社名は「香取」などがある。
総本宮がある千葉県を中心に関東・東北に分布し、特に利根川流域沿いに多くみられる。これは利根川で水運に関わる人々が、運航の安全を祈願し香取神宮から勧請したことによると考えられている。
武神である経津主神をまつる香取神宮は、鹿島神宮と共に東北平定の最前線であり、朝廷の守護神として崇敬されていた。東北地方へは征討軍の兵によって両神が分祀されていったとみられている。また東北支配の前哨基地とされた陸奥国(岩手県)胆沢城造営のため、東国から浮浪人などが移住させられており、これらの人々が関東で有名な香取・鹿島の神を移住先でまつったとする説がある。
香取信仰
香取信仰とは香取神宮を中心とする信仰のことである。明治以前に「神宮」の称号を用いることができたのは、伊勢・香取・鹿島の3社のみであった。古来、天皇や皇族に崇敬された香取・鹿島の両社は、平安時代に「神宮」の称号を得ており、延喜式神名帳にも神宮と記されている。
香取神宮と鹿島神宮は利根川を挟んで向かい合うように鎮座している。古代の利根川北側に広がっていた内海は「香取の海」と呼ばれ、外海ともつながる水上交通の要となる場所であったとされる。また香取の海周辺は大和朝廷の東国経営の拠点であり、陸奥国への要衝であったことから、香取・鹿島の両社は朝廷にとって重要な役割を果たしていたと考えられている。
江戸時代には、香取・鹿島に合わせて、茨城県神栖市の息栖神社に参拝する「東国三社参り」が流行した。3社は記紀神話において、葦原中国平定のために派遣された神をまつる神社で、東国三社巡りには霞ヶ浦や利根川の舟運を利用し大変な賑わいをみせ、伊勢参りに次ぐ人気があったともいわれる。関東以北の人々が伊勢参りの後、3社に参拝する、禊の「下三宮巡り」と呼ばれる風習も生まれた。
主なご利益
- 必勝祈願
- 開運招福
- 諸災厄除け
香取系の祭神である経津主神は、武神・軍神として武芸の上達や、国土平定に活躍した勝利のイメージからスポーツなどの必勝祈願のご利益がある。また刀剣の威力の神格化、霊剣の神格化との説がある経津主神は邪気を祓う神とされ、開運招福や諸災厄除けのご利益もある。
総本社
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千葉県香取市香取1697番地
主な祭神経津主大神(伊波比主命)
主な神社系統香取系
- その他
- 家庭
- 仕事
- 安全
- 恋愛
- 子供
- 勝負
- 厄除・開運
同系統の主な神社
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宮城県加美郡色麻町四釜字町3
主な祭神五十孟神 経津主神 武甕槌神 大日靈命 火産霊神
主な神社系統香取系 鹿島系 伊勢・神明系 愛宕・秋葉系
- 勝負
- 厄除・開運
- 仕事
- その他
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埼玉県越谷市大沢3-13-38
主な祭神経津主大神
主な神社系統香取系
- 勝負
- 厄除・開運
- 安全
- 仕事
- 恋愛
- 学業・技芸
- 子供
- 家庭
- 健康
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埼玉県北葛飾郡松伏町田中2-4-2
主な祭神経津主命
主な神社系統香取系
- 勝負
- 厄除・開運
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群馬県安中市鷺宮3308番地
主な祭神健経津主命 大己貴命 保食命
主な神社系統香取系 出雲・オオナムチ系 稲荷系
- 厄除・開運
- 健康
- その他
- 仕事
- 子供
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群馬県前橋市元総社町1丁目31番地45
主な祭神盤筒男命 盤筒女命 經津主命 宇迦御魂命 須佐之男命
主な神社系統香取系 稲荷系 祇園・須佐系
- 勝負
- 厄除・開運
- 仕事
- 健康
