国御柱神
くにのみはしらのかみ
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国御柱神とは?
国御柱神は延喜式の龍田風神祭祝詞に見られる女神。龍田神、龍田風神の別名でも呼ばれる。男神の天御柱神と対を成す風の神で、伊弉諾尊と伊弉冉尊の神生みによって生まれた、風の神のシナトベと同一神ともいわれる。日本書紀ではシナトベを級長津彦命の別名と記しているが、先代旧事本紀では級長津彦命に続いて生まれた別の神と記す。祝詞によれば、第10代崇神天皇の治世に凶作や疫病の流行が何年も続いたため、天皇自ら祈願したところ、夢に天御柱神と国御柱神2柱の神が現れた。龍田の地に宮を造り、幣帛を供え2柱を手厚くまつれば作物は豊かに実るとのお告げを受けたとされる。風を司ることから農漁業守護、海上安全、航空安全のご利益を得られる他、風雨調和、五穀豊穣、悪疫退散、縁結びなど多岐に渡る。 国御柱神は奈良県生駒郡の龍田大社、龍田神社などで主祭神としてまつられている。龍田大社は、天皇の夢の宣託により創建された神社と伝えられる。現在も毎年行われる風神祭(現例大祭)・風鎮祭では、 台風や洪水、凶作などを防ぎ豊作になるよう祈願される。龍田神社は、聖徳太子が法隆寺の守護神として龍田大社より勧請したとされる。
出典文献
延喜式
神格
ご神徳
別称・異称
国御柱神くにのみはしらのかみ
延喜式
同一とされる神様
祀られている主な神社
龍田大社
(奈良県三郷町立野南1-29-1)
龍田神社
(奈良県斑鳩町龍田1-5-6)
上皇宮
(青森県弘前市紙漉沢山越174)
木沢神社
(新潟県柏崎市大字木沢400番地)
金山天神社
(静岡県中央区雄踏町宇布見8290)
