イザナギ
いざなぎ
- 神話・伝説
- 男神・男性

小林永濯

玉蘭斎貞秀(神佛図會)

歌川広重

尾形月耕
祭神ランキング10位
イザナギとは?
イザナギは記紀神話などに登場する男神。太古に世界が生まれる天地開闢の最初に現れた5柱の神様である「別天津神」に続いて数々の夫婦神が生まれる。これらの神様を「神世七代」と呼び、その最後に現れたのがイザナギ、イザナミの夫婦神。いまだ混沌としている大地を固めて淤能碁呂島となし、さらには淡路島をはじめとした大八島国を次々と産みだした国生みの神様である。古事記では伊邪那岐と表記し、日本書紀では伊弉諾とされ、熊野三山の一つ熊野速玉神社の祭神である熊野速玉大神とも同一視されている。「イザナ」とは誘うという意味であり、また「ギ」は男を意味することからイザナギとは誘う男という意味になり、誘う女という意味のイザナミと一対の神であることがわかる。日本では天地の万物に神様が宿ると言われ、その根本はイザナギ、イザナギの神産みにあると言える。数々の神様を産みだした後に死亡したイザナミを追って黄泉の国に分け入ったイザナギが穢れた体を清めた際に左目からは天照大神、右目からは月読命、鼻からは素戔嗚尊が現れ、この三柱の神様は「三貴神」と呼ばれる。イザナギはそれぞれの神に高天原、夜の国、海の統治を任せ自らは幽宮≪かくりみや≫を造り隠居をする。 イザナギを祭神として祀る神社は全国に数多く創建されている。中でも滋賀県犬上郡の多賀大社は有名。イザナギは人類起源の神、万物を生み出す神とされ、また、イザナミと夫婦神であることから夫婦円満、子孫繁栄、縁結びなど様々なご利益があるとされている。
出典文献
古事記
日本書紀
先代旧事本紀
延喜式
出雲国風土記
丹後国風土記 逸文
神格
ご神徳
別称・異称
伊邪那岐神いざなぎのかみ
古事記
伊邪那伎命いざなぎのみこと
古事記
伊弉諾尊いざなぎのみこと
日本書紀/先代旧事本紀/延喜式
伊佐奈伎いざなぎ
延喜式
伊佐奈岐神いざなぎのかみ
延喜式
伊射奈岐神いざなぎのかみ
延喜式
神伊佐那伎神かんいざなぎのかみ
延喜式
伊奘諾尊いざなぎのみこと
出雲国風土記
伊差奈枳命いざなぎのみこと
出雲国風土記
伊射奈芸命いざなぎのみこと
丹後国風土記 逸文
伊佐那岐命いざなぎのみこと
その他
伊弉岐命いざなぎのみこと
その他
伊弉諾岐尊いざなぎのみこと
その他
伊弉那伎命いざなぎのみこと
その他
伊弉那冊尊いざなぎのみこと
その他
伊弉那岐命いざなぎのみこと
その他
伊弉那諾命いざなぎのみこと
その他
伊耶那岐命いざなぎのみこと
その他
伊邪奈伎命いざなぎのみこと
その他
伊邪奈岐命いざなみのみこと
その他
伊邪那諾命いざなぎのみこと
その他
