天之久比奢母智神
あめのくひざもちのかみ
- 神話・伝説
- 不明

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天之久比奢母智神とは?
天之久比奢母智神は古事記などに登場する神。速秋津日子神と速秋津比売神の子。二神から生まれた水に関わりのある八柱の神の一柱。八柱は一対となる神で、次に生まれた国之久比箸母智神と対をなしている。神名の久比奢母智は水を汲む「ひさご(瓢箪)」を表しているとし、ひさごの水を汲むという役割から、水の分配、つまりは灌漑を象徴する神や農業の神とされた。八柱の兄弟たちは、河や海で泡(第一・第二神)が生じ、水面(第三・第四神)の水が蒸発し天に昇り、雨となって国土に降り注ぎ湧き出す働きを司り(第五・第六神)、その水を分配する(天之久比奢母智神・国之久比奢母智神)という一連の水の恩恵を表しているとの説もある。農業の神として五穀豊穣のご利益がある。 天之久比奢母智神は奢母智神社(島根県松江市)、水分神社(大分県宇佐市・宇佐神宮の境内社)などで祭神としてまつられている。奢母智神社の由緒など明らかではないが、享保2年完成の松江藩編纂の地誌「雲陽誌」に祭神は奢母智明神とあり、境内社の遷座が貞享年間と伝わることから、江戸初期には祭神としてまつられていたと考えられている。
出典文献
古事記
先代旧事本紀
神格
ご神徳
別称・異称
天之久比奢母智神あめのくひざもちのかみ
古事記
天之久比奢母道神あめのくひざもちのかみ
先代旧事本紀
関連する神様
神様グループ
祀られている主な神社
湊十二神社
(京都府舞鶴市西神崎湊新403-2)
奢母智神社
(島根県松江市美保関町大字諸食644番地)
五滝神社
(徳島県東みよし町中庄2050)
川内八所神社
(高知県仁淀川町寺村252番253番)
天乞神社
(鹿児島県薩摩川内市永利町2977)
