摂社 春宮神社 | 宇佐神宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宇佐神宮

うさじんぐう

大分県宇佐市大字南宇佐2859

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摂社 春宮神社

更新日:2026年7月31日

皇太子として将来を託された莵道稚郎子命をまつる社

春宮神社(とうぐうじんじゃ)は、表参道の終わりの右側、上宮と下宮への道が分かれる場所の近くに鎮座する末社です。祭神は莵道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)です。
「春宮」とは皇太子を意味します。応神天皇は莵道稚郎子命を次の天皇にしたいと考え、皇太子に立てました。しかし、応神天皇には長男の大鷦鷯命(おおさざきのみこと)がいたため、莵道稚郎子命は自らが皇位に就くことはふさわしくないと考えていました。
応神天皇の崩御後、大鷦鷯命は父の意思を尊重して莵道稚郎子命へ皇位を譲ろうとし、一方の莵道稚郎子命も兄に即位を勧めたため、互いに皇位を譲り合う状態が続きました。このままでは国が治まらないと考えた莵道稚郎子命は、兄が天皇に即位できるよう宇治川に身を投げ、自ら命を絶ったと伝えられています。その後、大鷦鷯命は仁徳天皇として即位しました。
春宮神社
宇佐神宮では応神天皇の皇子たちは若宮神社にまつられていますが、皇太子であった莵道稚郎子命だけは特別に春宮神社へまつられています。莵道稚郎子命は聡明な皇子として知られることから、現在では学業成就や知恵を授かる神としても信仰されています。受験や資格試験などを控えた人も多く参拝し、静かな境内で落ち着いて祈願できる末社として親しまれています。
春宮神社は室町時代以前に創建されたと伝えられ、現在の社殿は昭和11年(1936)に再建されたものです。上宮・下宮へ向かう途中に立ち寄り、皇位継承を巡る古代の歴史に思いを馳せながら参拝してみてはいかがでしょう。

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