上宮(本殿)・南中楼門・ご利益 | 宇佐神宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宇佐神宮

うさじんぐう

大分県宇佐市大字南宇佐2859

上宮(本殿)・南中楼門・ご利益

更新日:2026年1月29日

三棟の御殿が横一列に並ぶ壮麗な本殿

桧皮葺(ひはだぶき)の屋根や白壁朱漆塗柱が目を引く優美な御殿が三棟立ち並ぶ上宮(本殿)。
左から順に一之御殿、二之御殿、三之御殿となっていて、それぞれ御祭神として八幡大神(はちまんおおかみ)、比売大神(ひめおおかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)の三柱を祀っています。
外院と呼ばれる手前の御殿と外院と呼ばれる奥の御殿の2棟を前後に連結させた「八幡造」が特徴で、神様が昼は前殿、夜は奥殿に移動するのだとか。
一之御殿が神亀2年(725)、二之御殿が天平5年(733)、三之御殿が弘仁14年(823)の創建されたのが起源になります。
現在の社殿は、江戸時代の安政2年から文久元年(1855~1861)にかけて造営されたもので、国宝に指定されるほど貴重な建物です。御本殿の特別拝観などを除き、通常、間近でのご参拝は行っていませんので、近くで見ることは残念ながらできません。
上宮(本殿)Imperial Japanese Commission to the Panama(wikipedia パブリック・ドメイン)

参拝は南中楼門(勅使門)から

宇佐神宮には拝殿はありません。楼門が拝殿変わりとなっていて、山口地方に多く見られる楼拝殿造に似ています。また皇族や天皇からの勅使を伝える使者が通るための勅使門になっていて、普段は開かずの門です。
入母屋造檜皮葺が特徴で、正面5.34m、側面3.17m、背は10.6mの規模を誇っています。現在の楼門は1742年に建立され、南中楼門は宇佐神宮のシンボル的な存在であり、大分県の指定有形文化財に指定されています。
南中楼門(勅使門)
楼門は本殿の前に立っていますので、参拝する時は楼門の向こう側にある本殿の一之御殿、二之御殿、三之御殿を順々に、楼門側から二礼四拍手一礼でお参りしていきましょう。賽銭箱も用意されており、位置によっては本殿が少し見えます。
一之御殿
八幡大神(はちまんおおかみ)をお祀りしています。宇佐神宮の主祭神なのですが、位置的には中央でなく、端にあたります。通常、主祭神は中央に鎮座するので、なぜこのような位置関係になっているかはわかっていません。
一之御殿
二之御殿
比売大神(ひめおおかみ)で宗像三女神をお祀りしています。二之御殿の前は楼門の中心部分に当たり、御門の神として両脇には高良大明神と阿蘇大明神の二神をお祀りしています。
二之御殿
三之御殿
神功皇后(じんぐうこうごう)をお祀りしています。神功皇后は主祭神である八幡大神こと品陀別命(応神天皇)の母にあたります。
三之御殿

参拝方法は「二礼四拍手一礼」

宇佐神宮の参拝方法は一般的な「二礼二拍手一礼」ではなく、「二礼四拍手一礼」になります。
気になる二礼四拍手一礼での参拝方法の流れは以下の通りです。
1.お賽銭を入れる
2.鈴を鳴らす
3.90度の深いお辞儀を2回する
4.胸の高さで4回柏手を打つ
5.手をおろして最後にもう1回90度の深いお辞儀を行う
「二礼四拍手一礼」は、島根県の出雲大社や新潟県の「弥彦神社」など全国でも限られた神社のみの珍しい参拝方法になりますので、参拝時には気をつけましょう。
楼門から参拝している姿

ご利益

主祭神である一之御殿の八幡大神の武運(勝負運)厄除開運のご利益が有名です。
二之御殿の比売大神は宗像三女神とされ、芸事の上達などご利益の他に財運のご利益が有名です。
三之御殿の神功皇后は応神天皇を妊娠しながら朝鮮半島に出陣して三韓征伐をして、無事に出産した伝説があり安産のご利益が有名です。

より多くの人が参拝できるようなサービスが充実

全国におよそ44,000社もある八幡宮の総本社であり、第二の宗廟でもある宇佐神宮には、全国から多くの参拝客が訪れます。
ただ、境内が広く石段も多いだけに、高齢の方や体の不自由な方、ベビーカー利用の方などにとっては参拝しづらい面もありました。
不便さを解消するために、本殿へと続く石段に2013年にモノレールを作ったり、予約制で車イスの貸し出しを行っていたりと、より多くの人が参拝できるようなサービスや設備があるのも嬉しい点です。

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