鎮疫祭(御心経会)・例祭(宇佐祭)・御神幸祭(夏越大祭)・仲秋祭(放生会) | 宇佐神宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宇佐神宮

うさじんぐう

大分県宇佐市大字南宇佐2859

鎮疫祭(御心経会)・例祭(宇佐祭)・御神幸祭(夏越大祭)・仲秋祭(放生会)

更新日:2025年5月23日

神職と僧侶が合同で催す全国でも珍しい神事

元々は、明治時代まで宇佐神宮の境内に鎮座していた弥勒寺の守護神だった八坂神社で、災禍や疫病を祓い鎮めるため旧暦正月13日に行われていた神事です。
現在では、毎年2月12日から15日まで開催。2月12日の夕方からは忌火を灯す「火入の儀」などの宵祭が、2月13日には榊の代わりに3mほどの五色の大幣を神職が鳥居に投げ入れる「幣越神事」、「振鉾」や「陵王」といった二つの舞、僧侶による般若心経の読経などが行われます。
12日に灯された火で焼いた餅を食べたり、13日の幣越神事で神職が投げた大幣を手に入れたりすると、一年間無病息災で過ごせるとの言い伝えもあります。
祭事中に般若心経を唱えることから、「御心経会(おしんぎょうえ)」の名も。神仏習合文化発祥とされる弥勒寺を物語るように、神職と僧侶が合同で執り行う非常に珍しい祭事であり、大分県選択無形民俗文化財に指定されています。

例祭(宇佐祭)

欽明天皇32 (571) 年2月初卯の日に八幡大神が姿を表したことに因んで、例年の3月18日に開催される例祭。
数ある宇佐神宮の神事の中でも最も大切な大祭に位置付けられています。
宇佐神宮は天皇より定期的に勅使が使わされる勅祭社のひとつであり、例祭の時にも天皇より八幡大神、比売大神、神功皇后といった三柱の御祭神へ幣帛が供えられます。

宇佐神宮を代表する夏の風物詩

7月31日から8月2日にかけて開催される宇佐神宮御神幸祭は、疫病を除いて災厄を防いだり、八幡総本宮として国家国民の安寧を祈願したりするための祭事になります。
初日と最終日には道案内の猿田彦や艶やかな衣装をまとった稚児など約250名の御輿行列が、中日には天下泰平・五穀豊穣などを祈念する流鏑馬神事などが行われます。
祭りには三基の神輿が登場するため、御輿発祥の地として名高い宇佐神宮の御輿を間近で見られるのも魅力です。
「夏越大祭」「夏祭」などとも呼ばれ、宇佐神宮を代表する夏祭りとして親しまれていて、期間中は特に多くの人で賑わいます。

仲秋祭(放生会)

10月スポーツの日を含む土曜・日曜・月曜の3日間で開催される仲秋祭は、宇佐神宮最古の祭りとされている神事です。
歴史は古く、1300年ほど前の奈良時代までさかのぼります。「八幡宇佐宮御託宣集」には、8世紀はじめに九州南部で起きたヤマト王朝に対する隼人の反乱を鎮めるため、八幡大神を御輿に乗せて大隅や日向に赴いたとの記載があります。
戦の中で多くの殺生が行われたことへの償いとして、鎮圧された隼人の霊を慰めるために魚や鳥などの生き物を放つ「放生会」の神事を開催したのが始まりなのだとか。宇佐神宮では、仲秋祭へ名称が変更になった現在でも隼人の御霊たちへの祝詞奏上も行われています。

新嘗祭

毎年11月23日に開催される新嘗祭は、神の恵みと1年の実りを感謝する祭礼で、宮中をはじめとする全国の神宮や神社で催される古式ゆかしい神事のひとつ。
例年の2月17日に1年の豊穣を祈願し催される祈年祭に対する祭典です。当日は多くの参拝客が見守る中で御神前に新米を供えたり、五穀豊穣への感謝の祝詞を奏上したりします。
天皇の即位後に初めて行われる新嘗祭のことを、「大嘗祭」と呼んでいます。

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