有名度
関脇宇佐神宮
うさじんぐう
大分県宇佐市大字南宇佐2859
臨時奉幣祭(勅使祭)
更新日:2026年7月31日
全国でも限られた勅祭社だけで行われる格式高い祭典
宇佐神宮で10年に一度執り行われる臨時奉幣祭(りんじほうべいさい)は、「勅使祭」とも呼ばれる格式高い祭礼です。奈良時代の養老4年(720)以降、天皇の代替わりや国家の重要な節目には、天皇の使者である「宇佐使(うさし)」が宇佐神宮へ派遣され、国家の安泰や皇室の繁栄を祈る奉幣の神事が行われてきました。長い歴史の中で受け継がれてきたこの伝統は、現在も宇佐神宮を代表する祭礼として大切に継承されています。大正14年(1925)からは、おおむね10年に一度の祭礼として行われるようになり、前回は平成27年(2015)10月に斎行されました。祭礼では宮内庁から派遣された勅使が、古式にのっとって幣帛(へいはく)を奉り、天皇陛下のお気持ちを神前へ伝えます。厳かな雰囲気の中で執り行われる神事は、普段の祭礼とは異なる特別な緊張感に包まれ、多くの参拝者がその歴史ある姿を見守ります。
Samiadon(wikipedia CC 表示-継承 3.0)九州では宇佐神宮と香椎宮だけ
全国には約8万社もの神社がありますが、天皇の勅使が派遣されて奉幣が行われる「勅祭社」はわずか16社しかありません。そのうち九州では宇佐神宮と香椎宮の2社のみであり、宇佐神宮が古くから皇室と深い関わりを持つ特別な神社であることが分かります。臨時奉幣祭では、勅使が西参道の呉橋を渡って神前へ向かう姿を見ることができるのも大きな見どころです。通常は閉ざされている呉橋が祭礼のためだけに開かれる光景は、10年に一度しか見ることのできない貴重な機会となっています。1300年以上続く宇佐神宮の歴史と格式を今に伝える祭礼として、次回の開催時にはぜひ一度その厳粛な雰囲気を体感してみてください。
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