呉橋 | 宇佐神宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宇佐神宮

うさじんぐう

大分県宇佐市大字南宇佐2859

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呉橋

更新日:2026年7月31日

普段は閉ざされている勅使だけが渡る朱塗りの神橋

西参道にある呉橋(くれはし)は、寄藻(よりも)川に架かる屋根付きの木造橋で、通常は門が閉ざされ、一般の参拝者が渡ることのできない神聖な橋です。橋の名は、中国・呉の国の人が橋を架けたという伝承に由来すると伝えられています。緩やかな反りを描く優美な姿が特徴で、全長約24.7メートル、幅約3.5メートル。朱塗りの橋と檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が周囲の自然と調和し、宇佐神宮を代表する景観の一つとなっています。
呉橋
呉橋は鎌倉時代以前にはすでに存在していたと考えられ、現在の橋は元和8年(1622)に細川忠利によって修築されたものです。その後も明治9年(1876)と昭和26年(1951)に修復が行われ、往時の姿を受け継ぎながら大切に保存されてきました。向唐破風造の屋根を備えた屋根付き木造橋は全国的にも珍しく、その歴史的・建築的価値から大分県指定有形文化財に指定されるとともに、日本百名橋にも選ばれています。
宇佐神宮 呉橋 横
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10年に一度だけ渡ることが許される神橋

呉橋は、10年に一度執り行われる臨時奉幣祭(勅使祭)の際にのみ使用される特別な橋です。朝廷から派遣された「宇佐使」と呼ばれる勅使が神前へ向かう際に渡る橋であったことから、「勅使街道」とも呼ばれてきました。普段は閉ざされているのは、勅使が通る神聖な道として橋の格式を守り続けているためです。
呉橋内部
橋の周辺は西参道の見どころの一つでもあり、寄藻川のせせらぎと朱塗りの橋、豊かな社叢が織りなす景観は四季折々に異なる表情を見せてくれます。橋を渡ることはできませんが、門越しに眺めるだけでも宇佐神宮の格式や歴史を感じられる人気の撮影スポットです。1300年以上にわたり朝廷との深い関わりを築いてきた宇佐神宮の歴史を象徴する建造物として、参拝の際にはぜひ足を止めてその美しい姿を眺めてみてください。

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