有名度
関脇宇佐神宮
うさじんぐう
大分県宇佐市大字南宇佐2859
高倉
更新日:2026年8月9日
祭器を納める大分県指定有形文化財の板倉
下宮の鳥居近くに建つ高倉は、祭器や祭礼で使用する神具を保管するために造られた板倉です。檜皮葺(ひわだぶき)の寄棟造の屋根や、擬宝珠(ぎぼし)を備えた高欄など、格式の高い意匠を備えており、大分県指定有形文化財にも指定されています。華やかな社殿とは異なり、実用性と伝統的な建築技術を兼ね備えた建物として、宇佐神宮の歴史を支えてきました。建物は円柱の上に床を高く設けた高床式となっており、正面約4.84m、側面約3.95mの規模を持ちます。柱間には黒塗りの板壁が巡らされ、床上の倉庫部分に祭器や神事で用いられる道具を納める造りとなっています。床を高くすることで湿気を防ぎ、大切な祭器を長期間良好な状態で保管できるよう工夫されています。

下宮を参拝する際は本殿だけでなく、この高倉にも目を向けてみてください。祭祀を陰で支えてきた建物ならではの落ち着いた佇まいからは、1300年以上にわたり受け継がれてきた宇佐神宮の歴史と伝統を感じることができます。
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