新年初祈祷初神楽・歩射祭・宵のまつり・例祭・流鏑馬・お火たき祭 | 武雄神社 - 神社ファン

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武雄神社

たけおじんじゃ

佐賀県武雄市武雄町大字武雄5335

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新年初祈祷初神楽・歩射祭・宵のまつり・例祭・流鏑馬・お火たき祭

更新日:2026年9月15日

元日の新年初祈祷初神楽

1月1日の午前0時、新しい年の始まりとともに「新年初祈祷初神楽」が行われます。元日の午前11時には元旦祭、正午からは塚崎太鼓の奉納が行われ、新年を迎えた境内は初詣の参拝者で賑わいます。

1200年以上続く県内最古の神事 歩射祭

毎年2月17日に行われる「歩射祭(びしゃまつり)」は、五穀豊穣を祈願するとともに、その年を占う意味を持つ県内最古の神事です。
『武雄社本紀』によると、その起源は天平7年(735)旧暦1月17日にさかのぼります。初代宮司の伴行頼が、御船山の南嶽にあった祠を北麓へ遷座し、神前に猪の牝牡2頭、野兎1羽、鵠鳥2羽を供えて盛大な遷座祭を斎行しました。祭典後には、本殿の鬼門にあたる北東方向へ約30m離れた場所に大的を設け、宮司が6本の矢を奉射したと記されています。
現在は午後2時から本殿で祭典が行われ、その後、裏鬼門にあたる南西方向に大的を設け、2人の氏子が6本の矢を奉射します。天平年間に始まった神事が形を変えながら、1200年以上にわたって受け継がれています。
奉射が終わると、神前に供えられた猪肉を使った「天平汁」が参拝者に振る舞われます。また、供えられた兎の毛は抜き取って御守として授与されます。兎の毛を神棚に供え、残った毛を財布に入れたり衣服の襟に縫い込んだりして大切にすると、一年間無病息災で過ごせると伝えられています。
弓を射る神事だけでなく、天平7年の遷座祭で供えられた猪や兎に由来する習わしまで現在に残されている点が、武雄神社の歩射祭の大きな特徴です。

「エイトウ」の掛け声が響く宵のまつり

10月22日に行われる「宵のまつり(エイトウ)」は、翌23日の例祭に先立って行われる祭りです。その由来は、鎌倉時代の文治年間にまでさかのぼります。
文治元年(1185)の壇ノ浦の戦いで平家の水軍に苦戦していた源頼朝は、武雄神社へ密使を遣わして平家追討を祈願したと伝えられています。翌春、境内の心字の池から飛び立った白鷺が源氏を励まし守護し、勝利へ導いたとされます。白鷺は古くから武雄神社の神使とされています。
平家滅亡後の文治2年(1186)、頼朝は勝利を武雄神社の神徳によるものとして、後鳥羽天皇の勅使と名代の御家人を武雄神社へ遣わし、例祭前夜にさまざまな供物を献じました。その帰路、空になった唐櫃を青竹で叩き、「エイトウ、エイトウ」と囃しながら町を練り歩き、無病息災を祈願したことが祭りの由来とされています。
この行事は甘久地区の人々によって現在まで受け継がれています。毎年午後7時頃から行われ、武雄神社へ向かう行列と「エイトウ」の掛け声が、800年以上前の源平合戦にまつわる伝承を現在に伝えています。

武雄くんちと呼ばれる例祭

10月23日に行われる例祭は、武雄神社の年間祭事の中で最も重要な祭典です。「武雄くんち」とも呼ばれ、古くは旧暦9月23日に斎行されていましたが、改暦後は10月23日が例祭日となりました。
本殿での祭典後には、下西山区の氏子によって神輿が担がれ、下ノ宮まで「御神幸渡御」が行われます。武雄神社と、主祭神・武内宿禰の子である平群木兎宿禰を祀る下ノ宮が、祭礼を通して結ばれる神事でもあります。

800年以上受け継がれる武雄の流鏑馬

例祭日の10月23日には、武雄神社を代表する神事の一つ「流鏑馬」が奉納されます。その始まりは文治2年(1186)と伝えられ、800年以上の歴史を持ちます。
壇ノ浦の戦いの翌年、後鳥羽天皇の勅使・左大弁藤原基氏と、源頼朝の名代・天野遠景が武雄神社を参詣し、平家追討祈願の御教書を奉じて神恩に感謝しました。これを武雄領主・後藤宗明が歓迎し、流鏑馬を奉納したことが「武雄の流鏑馬」の始まりとされています。
流鏑馬が行われる馬場は、一の鳥居から下ノ宮方面へ延びる全長140間(255m)の直線です。射手は砂塵を上げて疾走する馬上から、次々と3つの的を狙って矢を放ちます。現在も八並区が流鏑馬を宰領し、馬場は武雄区が担当するなど、氏子によって伝承が守られています。
流鏑馬馬場の近くには「射手塚」も残されています。落馬した射手を祀ったものと伝えられており、800年以上にわたって続けられてきた武雄の流鏑馬の歴史を伝える場所の一つです。

御神火で一年の罪穢れを祓う お火たき祭

12月5日には「お火たき祭」が行われます。火には罪や穢れを祓い清める力があるという信仰に基づく神事で、午後7時30分から本殿で祭典が斎行されます。
御神前では古式にのっとった「火鑚の儀」が行われ、火鑚具を使って御神火を採ります。その御神火を境内に設けられた「お山」へ移して点火し、神職が大祓詞を奏上します。
参拝者は一年間お祀りした神札や御守などを持ち寄り、御神火で焼納します。そして御神火にあたりながら罪や穢れを祓い、一年間を平穏無事に過ごせたことを神々に感謝し、来る年の幸せを祈願します。年の終わりに一年を清め、新しい年を迎えるための武雄神社の祭事です。

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