夫婦檜 | 武雄神社 - 神社ファン

有名度

小結

武雄神社

たけおじんじゃ

佐賀県武雄市武雄町大字武雄5335

😞 🙁 😐 🙂 😄

夫婦檜

更新日:2026年9月15日

夫婦檜とは?

夫婦檜は、二の鳥居をくぐり、石段を上った右手に立つ武雄神社の御神木です。隣り合う二本の檜が一本の木のように寄り添い、根元で結ばれたうえ、木の中ほどでも枝が合着している珍しい姿をしています。夫婦檜の前には、縁を象徴する木製の「結」の文字が置かれています。
夫婦檜と結オブジェ
二本の檜が結びついた姿は、武雄神社の相殿神である仲哀天皇と神功皇后の御神威によるものと伝えられています。仲哀天皇と神功皇后が夫婦であることから、仲睦まじく寄り添う二本の木は「夫婦檜」と呼ばれ、縁結びの御神木として信仰を集めるようになりました。
夫婦檜では、結びついている場所によって異なる意味が込められています。二本の木が結ばれた根元は「夫婦和合」の象徴です。一方、木の中ほどで再びつながった枝は、さまざまな「縁」を結ぶ象徴とされています。男女の縁だけではなく、人との縁、仕事との縁、お金との縁など、幅広い縁を結ぶご利益があるとされています。
夫婦檜Naokijp(CC 表示-継承 4.0 Wikipedia)
そのため、恋愛成就や良縁だけを願う場所ではなく、夫婦円満や人間関係、仕事、商売、金運など、それぞれが大切にしたい縁を願うことができるのも夫婦檜の特徴です。二本の檜が根元と枝の二か所で結ばれた姿そのものが、武雄神社における「結び」の信仰を象徴しています。
さらに、雌木の中ほどに見られる宿木は、応神天皇を身ごもりながら三韓征伐に赴いたと伝えられる神功皇后の御神徳が現れたものとされ、安産や子授けの信仰にも結びついています。
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神功皇后には、遠征の途中で産気づいた際、無事に目的を果たしてから出産できるよう祈り、鎮懐石を腰にはさんで心を鎮めたという伝承があります。その後、筑紫へ凱旋して応神天皇を無事に出産したとされ、この故事から安産・子育ての神として信仰されてきました。
夫婦檜には、この神功皇后の故事にちなみ、鎮懐石をかたどった「安産祈願石」も置かれています。夫婦和合や縁結びを象徴する根と枝、安産・子授けを象徴する宿木と安産祈願石が一つの場所に集まり、夫婦から子どもの誕生へとつながる信仰を見ることができます
夫婦檜と鈴

願掛け方法

夫婦檜では「願掛け宝来鈴」を使って願掛けをすることができます。社務所で授与されている宝来鈴には願い事によって異なる色の紐が付けられており、赤は良縁・恋愛成就、黄は商売繁盛・金運向上、白は心願成就です。
願いに合った宝来鈴を受けたら、夫婦檜から垂れる鈴緒に結んで参拝します。男女の縁だけでなく仕事や金銭などの縁も結ぶとされる夫婦檜らしく、恋愛以外の願いに対応した宝来鈴も用意されています。
宝来鈴
社務所では、宝来鈴とお守りがセットになった「宝来守」も授与されています。「願いはヒノキに 想いは身近に」とされ、宝来鈴は夫婦檜の鈴緒に結び、お守りは持ち帰って身近に持つものです。生涯の宝となるような良い縁を願って祈願されたお守りで、ちりめん生地を使用し、一つひとつ色や模様の組み合わせが異なります。
また、夫婦檜の周辺には天然のハート形の石が埋め込まれています。これは境内の造園を担当した職人の遊び心によるもので、武雄神社公式サイトでも夫婦檜を訪れた際に探してみるよう紹介されています。

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