有名度
関脇宮地嶽神社
みやじだけじんじゃ
福岡県福津市宮司元町7-1
秋季大祭
更新日:2026年10月25日
宮地嶽神社最大の祭典
宮地嶽神社では、毎年9月21日から23日の3日間にわたって「秋季大祭」が執り行われます。約700年の歴史を持つ宮地嶽神社最大の祭典で、別名「放生会」とも呼ばれています。秋季大祭は、秋の豊かな実りをもたらした大神様の御神徳に感謝を捧げる祭典です。宮地嶽大神様が氏子地域の秋の実りを御視察される御神幸とされ、五穀豊穣への神恩感謝とともに、家内安全や商売繁昌などが祈願されます。
3日間にわたる祭典の最大の見どころが、御神幸祭です。9月21日には御神幸行列「お下り」、23日には「お上り」が執り行われ、大神様を奉じた行列が神社と宮地浜の間を進みます。
なかでも祭りが最高潮を迎えるのが、最終日の「お上り」です。
奴姿の毛槍を先頭に、荘厳なお神輿、左右大臣、十二単をまとった祭王、衣冠姿の神職などが加わった華やかな行列が仕立てられます。祭王は祭りを統率する重要な役目を担い、御所車に乗って行列に加わります。
宮地浜から宮地嶽神社まで続く約2kmの参道を、御神輿や祭王を乗せた御所車などが進んでいく姿は、まるで平安時代の王朝絵巻を見ているかのようです。
しかも、この約2kmの道は、宮地浜から宮地嶽神社へ一直線に延びる「光の道」でもあります。普段は夕陽によって黄金色に染まる参道を、秋季大祭では御神幸行列が華やかに進みます。
祭王には毎年その年を代表する人物が選ばれ、これまでにも女性芸能人や地元にゆかりのある人物などが奉仕してきました。十二単姿の祭王と、馬上神職、毛槍、稚児、御神輿などが連なる光景を見ようと、沿道には多くの参拝者や観光客が集まります。
そして中日の9月22日には、「ねがいかなえ!開運花火大会」が開催されます。
この花火大会は、単に花火を鑑賞するだけの催しではありません。一つひとつの花火に参拝者の願い事を託し、その願いを花火とともに大空の大神様のもとへ届ける祈願行事です。
開運厄除、家内安全、成長祈願、お祝いなど、それぞれの願い事を花火玉に込め、午後8時になると秋の夜空へ次々と打ち上げられます。
花火祈願は神社で申し込むことができ、願い事を記して花火玉に貼り付けます。また、直接参拝することが難しい場合には、オンラインで申し込むこともできます。
秋季大祭の期間中には、このほかにも音楽やダンスなどの奉納・ステージイベント、キッチンカーやマルシェなど、その年によってさまざまな催しが行われます。
約700年にわたって受け継がれてきた御神幸、王朝絵巻のような華やかな行列、そして願いを大神様へ届ける開運花火。3日間にわたって行われる秋季大祭は、宮地嶽神社の一年の祭典のなかでも最も大きな賑わいを見せる祭りです。

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