有名度
関脇宮地嶽神社
みやじだけじんじゃ
福岡県福津市宮司元町7-1
奧之宮八社巡り
更新日:2026年10月25日
八社すべてに参拝すれば大願がかなう
宮地嶽神社の御本殿奥には「奥之宮八社」と呼ばれる、八つの社がお祀りされています。昔から「一社一社をお参りすれば大願がかなう」と信仰されており、多くの人が参拝に訪れます。奥之宮八社巡りの信仰が盛んになったきっかけとなったのが、現在の三番社・不動神社です。境内から日本最大級の横穴式石室を持つ宮地嶽古墳が発見され、その古墳内に不動神社が奉祀されたことを機に、奥之宮八社を巡拝する信仰が盛んになったと宮地嶽神社では伝えています。
八社には七福神や稲荷神だけでなく、不動明王、地蔵尊、三宝荒神、薬師などもお祀りされ、神仏習合の名残を感じられるのも特徴です。実際に不動神社では、仏教式の線香と神道式の蝋燭をともに供えて願をかける古い信仰が現在まで残されています。
参拝順は特に決められていませんが、一番社から参道沿いに順番に鎮座しているため、この順番で回るのが分かりやすいでしょう。八社をゆっくり巡拝する場合の所要時間は、1時間から1時間半程度が目安です。

参拝順序
奥之宮へ向かう場合は、御本殿の右側の道を進みます。奥之宮への案内看板が掲げられていますので、それを目印にしてください。本殿から5~6分ほど歩くと、奥之宮八社のある一帯に到着します。





あわしま様は女性の体を、ぬれがみ様は女性の心を守る神様とされ、二柱で女性の心身内外を守ってくださることから「恋の宮」と呼ばれています。女性特有の体の病や恋愛に霊験あらたかとされ、特に女性から篤い信仰を集めています。周囲ではハートをかたどったモチーフなども見ることができます。

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五番社・恋の宮の隣に建つのは、六番社・三宝荒神です。かまどや火除けの神様として信仰されています。昔はかまどの火で煮炊きをしていたことから、台所や食べ物、調理を守る神様としても信仰されてきました。お社の前には、いつの間にか誰かが奉納したとされる鶴の置物もあります。
宮地嶽周辺には大きな河川がなく、雨が地下水となって地中を流れています。かつて周辺の農家では人々が互いに助け合って水不足を乗り越えてきたといい、そうした宮地の人々の水に対する思いや信仰が水神社に込められています。

宮地嶽の山中で修行を行っていた修験者が、病気や怪我をすることがないようにと薬師さまをお祀りしたのが始まりとされています。薬師如来は仏教寺院では広く祀られていますが、「薬師神社」として祀られる例は少なく、病気平癒を願う人々から篤い信仰を集めています。

七福神、稲荷、不動明王、地蔵尊、女性を守る神々、三宝荒神、龍神、薬師と、それぞれ異なる信仰を一度に巡ることができるのが奥之宮八社巡りの大きな魅力です。御本殿だけで参拝を終えず、時間に余裕があれば八社を一社ずつ巡り、大願成就を願ってみてはいかがでしょうか。
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