有名度
関脇宮地嶽神社
みやじだけじんじゃ
福岡県福津市宮司元町7-1
光の道
更新日:2026年10月25日
年に2回だけの神秘的な光景
宮地嶽神社では年に2回、海へと真っすぐ伸びる参道の先に夕日が沈み、参道と夕陽が一直線に重なる「光の道」を見ることができます。境内の高台から石段を見下ろすと、その先には福津の町並みと宮地浜、さらに玄界灘まで続く一本道が延びています。その道の延長線上に夕日が重なるのが、2月下旬と10月下旬のそれぞれ約1週間です。夕暮れが近づくにつれて参道が黄金色に染まり、やがて水平線近くまで下りた太陽の光が、海から宮地嶽神社へと続く一本の道のように見えることから「光の道」と呼ばれています。

以前から地元では知られていた現象でしたが、全国的にその名が知られる大きなきっかけとなったのが、2016年に放送されたJALのCMです。アイドルグループ「嵐」のメンバーが宮地嶽神社を訪れ、石段の上から夕日に染まる参道を眺める映像が放送されると、その幻想的な風景が大きな注目を集めました。現在では光の道を見るために全国から多くの参拝者が訪れる、宮地嶽神社を象徴する風景のひとつとなっています。

無料席は石段の中段以下に設けられています。当日午後2時から現地で整理券が配布され、午後5時頃から案内が始まります。先着300名様限定で、光の道を正面から見られる貴重な機会ということもあり、非常に人気があります。希望される方は早めに来場した方がよいでしょう。
有料席は「夕陽特別祈願」として事前予約制となっています。参加者は光の道を観覧するだけではなく、まず神前で特別祈祷を受け、その後、石段上部に設けられた祈願特別席へと案内されます。宮地嶽神社が古くから大切にしてきた光の道を、祈りとともに迎えることができる特別な機会となっています。
なお、夕陽は自然現象のため、天候によっては見ることができません。また、夕陽のまつりの日程や整理券の配布、観覧方法などは変更される場合があります。訪れる際には宮地嶽神社の最新情報を確認しておくと安心です。
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「嵐」光の道 日本航空撮影記念樹
宮地嶽神社は、JALのCM撮影で嵐が訪れた場所でもあり、ファンの間では聖地として親しまれています。境内には2016年のCM撮影を記念して桜の記念樹が植えられ、「嵐の桜」と呼ばれています。植えられているのは寒緋桜、大寒桜、冬紅枝垂桜、陽光桜です。それぞれ開花時期が少しずつ異なる桜で、2月下旬から3月上旬にかけて淡いピンク色の花を咲かせます。ちょうど春の光の道が見られる時期とも重なるため、光の道とともに楽しみたい境内の見どころです。
CMの放送から年月が経った現在も、光の道と記念樹は嵐のファンにとって特別な場所となっています。一方で、光の道そのものはCMによって生まれた観光スポットではなく、宮地嶽神社と地域の人々が以前から大切にしてきた夕陽の風景です。全国的に知られるようになった現在も、その根底には西方浄土へと続く道にご先祖様を思う、宮地嶽神社ならではの信仰が息づいています。

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