有名度
関脇宮地嶽神社
みやじだけじんじゃ
福岡県福津市宮司元町7-1
手水舎・産土石
更新日:2026年10月25日
滝のような手水舎
宮地嶽神社の手水舎は、一般的な神社の手水舎とは少し違った、現代的で華やかな姿をしています。現在の手水舎へと生まれ変わったのは2022年1月1日のことです。

ただし、このパネルを流れる水で直接手を清めるわけではありません。手水舎には自動水栓が設置されており、流れ落ちる水を眺め、その音を聞きながら手を清める仕組みになっています。水を目で見て、音を耳で聞くことで、参拝前に心まで清めてもらいたいという思いも込められています。

夜にはライトアップも行われ、水の流れと花々が昼間とは違った幻想的な雰囲気を作り出します。水の流れ、音、季節の花を組み合わせた、宮地嶽神社ならではの手水舎です。
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産土石
手水舎に向かって右手には、「産土石(うぶすな石)」と呼ばれるたくさんの石が置かれています。産土石は、もともと安産祈願に使われてきた石です。子を授かった人が「赤ちゃんが無事に生まれますように」「生まれた子が健康に成長しますように」と願いを込めて石をひとつ持ち帰ります。そして無事に出産を迎え、願いがかなうと、その石を再び宮地嶽神社へ返します。
返された石はそれで役目を終えるわけではありません。今度は別の人がその石を持ち帰り、同じように願いを託します。そして願いがかなえば、また神社へ戻されます。
こうして産土石は、一人のためだけの祈願石ではなく、何代にもわたって人から人へと受け継がれてきました。宮地嶽神社でも、願いがかなって戻ってきた石だからこそ「運の良い石」と考えられてきたことを紹介しています。何度も持ち帰られ、そのたびに無事に神社へ戻ってきた石には、それだけ多くの人々の願いと喜びが重なっていることになります。

また、産土石は現在では安産祈願だけに限られていません。宮地嶽神社によると、さまざまな願い事を託して石を持ち帰る人もいるそうです。
願いを込めて持ち帰り、願いがかなったら神社へ返す。そして戻ってきた石に、また別の誰かが願いを託す。手水舎の脇に何気なく並んでいるように見える産土石ですが、一つひとつがこうして何代にもわたり人々の願いを受け継いできた、宮地嶽神社ならではの縁起の良い石です。
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