有名度
関脇宮地嶽神社
みやじだけじんじゃ
福岡県福津市宮司元町7-1
四季の花々
更新日:2025年7月22日
花の名所
宮地嶽神社は、花の名所としても知られている神社です。境内には、四季を通して常にさまざまな花が見どころを迎えます。その中から、いくつかご紹介させていただきます。
桜
宮地嶽神社は福岡県有数の桜の名所として知られ、境内には寒緋桜、吉野桜、八重桜、山桜など約2000本の桜が植えられています。

境内の桜は1月中旬の開運桜から始まり、4月上旬の八重桜まで長期にわたって楽しむことができます。見頃には約10万人もの人々が訪れ、4月1日から10日まで開催される「桜花まつり」とともに、境内は大きな賑わいを見せます。
ほうき桃
宮地嶽神社の奧之宮参拝道入り口には、ほうき桃が約40本植えられています。花が咲いた姿が、まるで逆さに立てた竹箒に見えることから、その名がつきました。
桃は、古くから魔除けとして信仰の対象とされてきました。古事記には、伊邪那岐命が黄泉国から逃れる際に、桃の実を投げつけて追手を退散させたと記されています。また、日本のおとぎ話『桃太郎』では、桃から生まれた桃太郎が鬼を退治したとされています。このように、桃には邪気を払う霊力が宿ると考えられ、今なお人々の信仰を集めています。
牡丹
御本殿から奧之宮へと続く参道には、「百花の王」と称される牡丹が咲き誇ります。約30種600本の牡丹が植えられており、4月下旬から5月中旬にかけて見頃を迎えます。壮麗さと気品を兼ね備えた姿から、縁起物として大切にされてきました。牡丹は奈良時代、漢方薬の一種として中国から日本に渡来しました。重厚な花の姿が人々の心を捉え、より豪華な花を目指して品種改良が重ねられてきた歴史があります。「座れば牡丹」という言葉に例えられるように、その優美な姿は美人の代名詞として親しまれてきました。
宮地嶽神社では、品種改良された華やかな品種だけでなく、原種の栽培にも力を入れています。近年は実生の原種も根付き始め、わずかに緑を帯びた可憐な花を見ることができます。

江戸菖蒲
宮地嶽神社の菖蒲苑では、九州随一を誇る約100種10万株の江戸菖蒲が栽培されています。毎年5月31日には「江戸菖蒲初刈り神事」が行われ、それを皮切りに「菖蒲まつり」が6月中旬まで行われます。多くの参拝客で賑わうお祭りです。期間中はポット栽培された江戸菖蒲が参道階段や境内、拝殿前に移され、神社全体が華やかに彩られます。また、夜には境内に明かりが灯され、幻想的な花菖蒲の世界を楽しむことができます。
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