不老水 | 香椎宮 - 神社ファン

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香椎宮

かしいぐう

福岡県福岡市東区香椎4-16-1

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不老水

更新日:2026年7月28日

武内宿禰ゆかりの不老水の場所

不老長寿の効能があると伝わる不老水は、香椎宮の本殿から徒歩約10分、飛び地の境内にあります。周辺は住宅街となっており、本殿を参拝した後に古宮を経て不老水まで足を延ばす人も少なくありません。この一帯は、仲哀天皇・神功皇后に仕えた武内宿禰(たけうちのすくね)が居住していた場所と伝えられ、不老水の井戸も武内宿禰が掘ったという伝承が残されています。
不老水案内版
武内宿禰は朝夕この井戸の水を汲み、仲哀天皇と神功皇后へ献上する御飯や御神酒を調えていたと伝えられています。また、自らもこの水を飲み続けたことで300歳まで長寿を保ったとされ、不老長寿の霊水として「不老水」の名が広く知られるようになりました。香椎宮の歴史や武内宿禰の伝承を今に伝える、ゆかりの深い場所です。

鳥居と社殿に守られる神聖な井戸

不老水の井戸は現在、鳥居と社殿に囲まれて大切に保存されています。鳥居の扁額には「不老水大明神」と掲げられ、地域の住民や香椎宮の崇敬者によって日頃から丁寧に清掃されているため、境内は清らかな雰囲気に包まれています。
不老水 鳥居と社殿
不老水をいただく際は、社殿の扉を開けて中へ入り採水します。内部は土足厳禁となっており、水汲み用の柄杓やロートも備えられています。開門時間は午前10時から午後3時までで、それ以外の時間は採水できませんので、訪れる際は時間に注意が必要です。

日本名水百選にも選ばれた霊水

不老水は「御飯(おいい)の水」「老(おい)の水」とも呼ばれ、古くから香椎宮の祭祀を支える大切な霊水として用いられてきました。昭和60(1985)年には環境庁(現・環境省)の「名水百選」に選定され、日本三大銘水の一つとしても知られています。境内には名水百選の認定碑や記念碑が建てられ、その価値を今に伝えています。
名水百選に認定された証明書や石碑
不老水は一時使用されなくなった時期がありましたが、天平宝字4(760)年に井戸が修理され、再び霊水として利用されるようになりました。その後も大切に守り継がれ、現在まで絶えることなく湧き続けています。さらに現在でも、毎年正月には香椎宮の宮司が神木・綾杉の葉とともに不老水を皇室へ献上しています。1300年近く受け継がれてきた伝統が今なお続いていることは、不老水が単なる名水ではなく、香椎宮の信仰を支える特別な霊水であることを物語っています。
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武内宿禰の長寿伝説が伝わる不老水

不老水は朝夕に井戸の水を汲み、仲哀天皇・神功皇后へ献上する御飯や御神酒を調えるために用いられました。武内宿禰も日常的にこの水を用い、300歳まで長寿を保ったと伝えられることから、不老長寿の霊水として広く信仰されるようになりました。
不老水社殿 全体
現在井戸は社で囲われていますので、不老水を頂く場合は扉をあけてください。
不老水社殿
不老水は一時使用されなくなりましたが、天平宝字4(760)年に井戸が修理され、再び霊水として利用されるようになりました。現在も社殿によって大切に守られており、採水する際は扉を開けて中へ入ります。内部は土足厳禁で、水汲み用の柄杓やロートが備えられています。
不老水の井戸
境内には「神の恵みに感謝して適量をいただいてください」と案内されているように、湧水量は決して多くありません。持ち帰りは1人2Lのペットボトル2本までで、飲用する場合は煮沸消毒が必要です。口当たりが良く美味しい水としても評判で、多くの参拝者が節度を守りながら持ち帰っています。
不老水
毎年正月には、香椎宮の宮司が神木・綾杉の葉とともに不老水を皇室へ献上しており、古くから受け継がれてきた伝統は現在も続いています。武内宿禰の長寿伝説とともに語り継がれる不老水は、香椎宮を代表する名水であり、歴史と信仰を今に伝える貴重な霊水です。

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