境外末社 濱男神社 | 香椎宮 - 神社ファン

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境外末社 濱男神社

更新日:2026年7月28日

神功皇后ゆかりの御島神社遥拝の地

旧唐津街道沿いの頓宮近くに鎮座する濱男神社(はまおじんじゃ)は、香椎宮の境外末社です。古くから、海が荒れて御島神社へ渡ることが難しい際に、神功皇后がこの地から御島神社を遥拝(ようはい)した場所と伝えられています。そのため、御島神社と深い結び付きのある神社として、現在も大切に受け継がれています。
御祭神は明らかになっていません。しかし、神功皇后が三韓征伐へ出陣する際、航海の安全を司る神として信仰されていたことから、一説には御島神社と同じ海の守護神・綿津見神(わたつみのかみ)であると考えられています。例祭は毎年7月24日に執り行われています。
濱男神社 鳥居と社殿
濱男神社には、神功皇后の出陣にまつわる伝説も残されています。神功皇后は仲哀天皇の崩御後、自ら軍を率いて三韓征伐へ向かうにあたり、この地で女性の装束のまま髪を男性の髪型である「角髪(みずら)」に結い直し、勇ましい姿で香椎浜を歩いたと伝えられています。その姿が「浜を歩く男」のように見えたことから、「濱男」の名が付いたといわれています。
この伝承は現在の地名にも受け継がれており、JR香椎駅前から香椎宮参道踏切付近までの道は、古くから「濱男通り」と呼ばれてきました。神話や伝説が現在の町並みにも息づいていることを感じられる場所となっています。
濱男神社 社殿
濱男神社は規模こそ大きくありませんが、神功皇后の伝承や御島神社との深い関わりを今に伝える貴重な境外末社です。御島神社や片男佐海岸とあわせて巡れば、神功皇后が残した伝説や香椎宮との深い結び付きをより身近に感じることができるでしょう。

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