香椎造の社殿 | 香椎宮 - 神社ファン

有名度

小結

香椎宮

かしいぐう

福岡県福岡市東区香椎4-16-1

香椎造の社殿

更新日:2025年7月1日

中門

御神木の綾杉の前の階段を上がると中門があり、その先に幣殿・拝殿・本殿があります。中門は1898年の再建です。
中門

朱塗りの優美な姿をみせる幣殿と拝殿

朱塗りの本殿と繋がっていて、主要な社殿のひとつである幣殿と拝殿。幣殿は、一般的な拝殿と同じ役割の建物ですが、香椎宮では古来より勅使が幣帛を捧げる場所であったことから、幣殿と呼ばれています。幣殿から左右に透塀が伸びていて、本殿を取り囲んでいるのが特徴です。
拝殿と幣殿と本殿
一方の拝殿は、幣殿の前に建てられている建物で、「香椎宮」の額が飾られたもの。幣殿や拝殿などの社殿は、1898(明治31)年頃の再建と伝わっています。
拝殿と幣殿 正面

独自の建築様式をみせる唯一無二の本殿

鮮やかな朱塗りの本殿は、神功皇后が724年に仲哀天皇の御霊を祀るための社殿を建てたのが起源になります。現在の建物は、享和元(1801)年に第十代福岡藩主である黒田斉清(長頼)によって再建されたもの。
本殿屋根
入母屋造平入に切妻屋根が複雑に連結し、正面の大千鳥破風、左右の車寄せなどを巧みに取り入れた複雑な建て方は他では例をみない近代的な神社建築です。日本唯一の建築様式であり、香椎造と称されるほどです。国の重要文化財にも指定されています。
本殿
桧皮葺(ひわだぶき)の屋根の頂部は黒漆で塗られた胴版製の箱棟で覆われ、両端には菊の御紋をあしらった鬼板がつきます。
外観は朱漆を主体としますが、蔀戸(しとみど)には緑青塗り、車寄の木階(きざはし)には黒漆が塗られるなど、華やかな色彩も特徴の一つです。
本殿 裏側
本殿裏側は拝殿より近くで神様にご参拝できる場所として神社好きでは人気の場所です。香椎宮も本殿裏側に賽銭箱を用意してくれていますので、拝殿参拝後は裏側に回ってこちらからもご参拝しましょう。

御祭神・ご利益

御祭神は主祭神に第14代天皇である仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と妻の神功皇后(じんぐうこうごう)、配祀神に仲哀天皇の息子である応神天皇(おうじんてんのう)と住吉大神(すみよしのおおかみ)を祀っています。香椎宮は元々神社ではなく霊廟(れいびょう)といわれ、仲哀天皇と神功皇后の霊を祀るお墓に近い施設で「香椎廟(かしいびょう)」とも言われました。仲哀天皇と神功皇后は夫婦で祀られ、神功皇后は仲哀天皇亡き後に、三韓征伐を成功させ朝鮮を従え、第15代応神天皇を生みました。応神天皇はその後日本を発展させ、軍神八幡神とも言われました。香椎宮にはさまざまなご利益がありますが、これらの実績から「家運隆昌」「安産・育児」「厄除開運」のご利益が有名です。
御祭神の絵

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