高宮祭場 | 宗像大社 辺津宮 - 神社ファン

有名度

関脇

宗像大社 辺津宮

むなかたたいしゃ へつぐう

福岡県宗像市田島2331

高宮祭場

更新日:2025年7月19日

御祭神が降臨した神聖な場所

社殿横の道を通り抜けた先、本殿裏手の高台には、高宮祭場と呼ばれる場所があります。
高宮祭場までの参道
御祭神である市杵島姫神が降臨されたと伝わる、沖ノ島と並ぶ神聖な場所です。社殿はなく、正方形に敷き詰められた石の祭壇が広がっています。周囲を背の高い木々に囲まれた、静かで神秘的な空間です。
高宮祭場 正面
この高宮祭場は辺津宮の起源となる古代祭祀の場であり、下高宮祭祀遺跡の一部です。かつてここでは、樹木などの自然物そのものを神の宿る依代「神籬(ひもろぎ)」として、祭祀が行われてきました。大島の御嶽山祭祀遺跡とともに、沖ノ島で執り行われていたものと同様の露天祭祀が営まれていたことが確認されています。自然を崇拝するという神道の根源的な姿を今に伝える、全国的にも大変珍しい場所です。
高宮祭場の中心部

高宮割符守

高宮割符守は、高宮祭場でのみ拝受できる木札のお守りです。真ん中で二つに割れるようになっています。
高宮割符守
右側の木札は、名前と年齢、願いごとを記入し、割符掛けに結び奉納します。左側はお守りとして大切にお持ち帰りください。
割符掛け

高宮神奈備祭

宗像大社では、毎年10月1日から3日まで秋季大祭が行われます。その締めくくりとなる10月3日の夜に、高宮神奈備祭(たかみやかんなびさい)が執り行われます。
この祭りは、みあれ祭でお迎えした宗像三女神に秋季大祭(放生会)が無事に終了したことを感謝し、一年後に再び神々をお迎えできるようにお送りする神事です。御祭神が降臨したと伝わる高宮祭場で執り行われ、薪の灯りがともるなか、古式にのっとった厳かな祈りと幻想的な「悠久の舞」が奉納されます。
高宮神奈備祭
この高宮神奈備祭は、長い間途絶えていた神事です。かつては八女神事として知られ、1375年に神職によって記録された『応安神事次第』にその姿が残されていました。しかし、その後の南北朝時代の混乱の中で失われていったと伝わります。宗像大社では約630年の時を経て、2005年に高宮神奈備祭を再興させました。

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