有名度
関脇高良大社
こうらたいしゃ
福岡県久留米市御井町1番
神幸祭
更新日:2026年7月24日
1200年以上の歴史を受け継ぐ高良大社最大級の祭礼
神幸祭(じんこうさい)は、高良大社の御祭神を神輿にお遷しし、高良山山頂から山麓に鎮座する御旅所・味水御井神社まで御神幸する、高良大社を代表する祭礼です。古くから神さまが氏子地域を巡幸し、人々を見守り、五穀豊穣や地域の平安を祈る神事として受け継がれてきました。その歴史は1200年以上に及び、『高良記』には、神護景雲元年(767)に称徳天皇の勅使によって始められたことが記されています。また、当時は神輿に従う行列が1,000人を超える壮大な規模であったことも伝えられており、古くから筑後地方を代表する祭礼として大切にされてきました。
50年に一度だけ行われる壮麗な王朝絵巻
神幸祭は通常50年に一度執り行われる特別な祭礼です。祭礼では約3日間にわたり、王朝装束に身を包んだ約1,000人の行列が高良山から山麓へと続き、平安時代を思わせる優雅な王朝絵巻が現代によみがえります。御神輿を中心とした華やかな行列は、高良大社の長い歴史や筑後地方の伝統文化を象徴する光景として知られ、地域を挙げて受け継がれてきました。近年では、平成4年(1992)の「高良大社1600年御神期大祭」において古式にのっとった神幸祭が執り行われ、多くの人々を魅了しました。
時代とともに受け継がれる伝統
50年に一度という貴重な祭礼である一方、「より多くの人に神幸祭を親しんでもらいたい」という地域の願いから、近年では時代に合わせた規模の神幸祭も行われています。平成24年(2012)や平成30年(2018)には、伝統を大切にしながらも現代に合わせた形で神幸祭が執り行われ、多くの参拝者や地域の人々が祭礼に参加しました。高良大社と味水御井神社を結ぶ神幸祭は、神さまと人々を結ぶ信仰を今に伝える貴重な神事です。1200年以上にわたって受け継がれてきた壮大な歴史と伝統に触れられる、高良大社ならではの特別な祭礼といえるでしょう。

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