有名度
関脇高良大社
こうらたいしゃ
福岡県久留米市御井町1番
例大祭(高良山くんち)
更新日:2026年7月24日
高良大社で最も重要な秋の大祭
毎年10月9日から11日にかけて執り行われる例大祭(高良山くんち)は、高良大社で一年を通して最も重要とされる祭礼です。古くから高良の神へ五穀豊穣や地域の安泰、氏子や参拝者の平安を感謝し、さらなる繁栄を祈る秋祭りとして受け継がれてきました。祭礼期間中は、厳かな神事をはじめ、弓馬術や弓道大会、献茶式、野点、獅子舞など、多彩な奉納行事が行われます。最終日の10月11日には観月祭が催され、箏曲や琵琶、吟詠、舞囃子、太鼓などの伝統芸能が奉納されるなど、境内は華やかな雰囲気に包まれます。高良大社の歴史や伝統文化に触れられる貴重な機会として、多くの参拝者が訪れます。
重陽の節句と秋の実りを祝う祭り
例大祭は、旧暦9月9日の「重陽の節句」と深い関わりを持つ祭礼でもあります。重陽は五節句の一つに数えられ、長寿や無病息災を願う縁起の良い日として古くから大切にされてきました。高良山くんちは、この重陽の節句と秋の収穫への感謝を重ね合わせた祭礼として受け継がれています。祭りの時期には、各家庭で旬のカマスを使った郷土料理「カマスずし」を味わう風習があります。「カマス」は穀物を入れる袋「叺(かます)」に通じることから、実り豊かな秋への感謝や家内繁栄を願う縁起物として親しまれてきました。
神事と伝統芸能、そして地域に根付く食文化が一体となった高良山くんちは、高良大社と筑後地方の歴史や信仰を今に伝える大切な祭礼です。秋に高良大社を訪れるなら、一年で最もにぎわうこの季節ならではの厳かな雰囲気をぜひ体感してみてください。

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