有名度
関脇高良大社
こうらたいしゃ
福岡県久留米市御井町1番
旧宮司邸・蓮台院御井寺跡
更新日:2026年7月24日
高良山の神仏習合の歴史を伝える蓮台院御井寺跡
紅葉の名所として知られるもみじ谷の近くには、かつて高良山最大の寺院であった蓮台院御井寺(れんだいいんみいでら)の跡地が残されています。蓮台院御井寺は高良山を山号とする天台宗の寺院で、神仏習合の時代には高良山二十六ヵ寺の中心寺院として栄え、高良大社の信仰を支える重要な役割を担っていました。しかし、明治時代の神仏分離により廃寺となり、長く続いた神仏習合の歴史に幕を下ろします。その後、建物は久留米藩最後の藩主・有馬頼咸が藩知事を務めた時代の館舎として利用され、さらに高良大社宮司の官舎へと受け継がれました。現在も旧本坊や山門などが残されており、高良山の歴史の移り変わりを今に伝える貴重な史跡となっています。

四季折々の自然と歴史が調和する散策スポット
旧宮司邸周辺は豊かな自然に囲まれ、四季折々の景色を楽しめる散策スポットでもあります。春は新緑やつつじ、初夏にはあじさい、秋にはもみじ谷の鮮やかな紅葉が周囲を彩り、歴史ある建物と自然が調和した趣ある風景が広がります。例年6月には、旧宮司邸を会場として「高良山あじさい祭り」が開催され、多彩なステージイベントやフリーマーケットなどで多くの来場者がにぎわいます。紅葉の季節には、もみじ谷とあわせて散策することで、高良山を代表する秋景色を満喫できます。
高良大社の参拝とともに旧宮司邸や蓮台院御井寺跡を巡れば、神社だけではなく、高良山が神仏習合の霊場として栄えた歴史や文化をより深く感じられるでしょう。
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