御神木 大樟 | 高良大社 - 神社ファン

有名度

関脇

高良大社

こうらたいしゃ

福岡県久留米市御井町1番

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御神木 大樟

更新日:2026年7月25日

400年以上の時を見守り続ける高良大社の御神木

本殿近くにそびえ立つ2本の大樟(おおくす)は、高良大社を代表する御神木です。樹高は約23.5mあり、青々と茂る枝葉は参拝者を優しく迎え入れます。長い年月を経てもなお力強く生き続ける姿は、高良大社の歴史を静かに見守り続けてきた証でもあります。
御神木の大樟と看板
高良大社の縁起書『高良記』には、「クスの木は神木であるため、御社殿の用材としても一切使用しない」という秘伝が記されています。また、御樋代(ご神体を納める容器)にはクス材が用いられていたことから、高良大社では古くからクスを特別に神聖視し、日用品に至るまでクス材を使用しない伝統が受け継がれてきました。そのため、この2本の大樟は単なる巨木ではなく、高良大社の信仰を象徴する御神木として、代々大切に守られています。
御神木は2本あり、大きい方は「1号樹」と呼ばれ、幹周約9m、小さい方は「2号樹」と呼ばれ、幹周約4.7mあります。いずれも樹齢400年以上と推定され、福岡県の天然記念物に指定されています。また、高良山中興の祖・座主寂源が植えたと伝えられ、古くから正参道沿いに立つ御神木として参拝者の崇敬を集めてきました。
御神木の大樟
春には鮮やかな若葉が芽吹き、生命力あふれる美しい姿を見せるほか、4月下旬から5月上旬には近くの藤棚も見頃を迎えます。新緑と藤の花、そして御神木が織り成す景色は、高良大社を代表する春の風景の一つです。
本殿へ参拝した後は、ぜひ御神木の前にも立ち寄ってみましょう。400年以上にわたり高良大社の歴史と参拝者を見守り続けてきた大樟を見上げれば、悠久の歴史と自然への信仰をより深く感じられることでしょう。

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