境外末社 愛宕神社・三尊磨崖種子(岩不動) | 高良大社 - 神社ファン

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高良大社

こうらたいしゃ

福岡県久留米市御井町1番

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境外末社 愛宕神社・三尊磨崖種子(岩不動)

更新日:2026年7月24日

火伏せ・火難除けの信仰を今に伝える高良山の古社

愛宕神社は、高良大社の境外末社の中でも本殿に次ぐほどの規模と風格を備えた神社です。万治3年(1660)に、火伏せや火難除けの神として広く信仰される京都・愛宕山の愛宕神社から勧請されました。
愛宕神社 社殿
その後、寛文10年(1670)に高良山五十代座主・寂源僧正によって現在地へ遷座され、現在の社殿は延宝8年(1680)に再興されたものです。「愛宕権現」や「愛宕さん」の愛称でも親しまれ、御朱印は高良大社で授与されています。
愛宕神社 拝殿と扁額
また、現在の高良大社境外末社・大学稲荷神社は、宗崎稲荷山へ遷座されるまでこの山に鎮座し、「愛宕山稲荷」と呼ばれていました。高良山の信仰の歴史を知るうえでも、愛宕神社は重要な役割を担う神社です。
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一枚岩に三尊の梵字が刻まれた三尊磨崖種子(岩不動)

愛宕神社から山中の参道を少し下ると、久留米市指定文化財の三尊磨崖種子(さんぞんまがいしゅじ)があります。「岩不動」の名でも親しまれ、一枚岩に中央の地蔵菩薩、左に不動明王、右に毘沙門天を表す三尊の種子(梵字)が刻まれています。
三尊磨崖種子 社殿
愛宕権現の本地仏は地蔵菩薩であり、愛宕神社にはかつて不動像・毘沙門像・地蔵像が刻まれた石があったという記録も残されています。このことから、三尊磨崖種子は愛宕神社と深い関わりを持つ遺構と考えられています。
三尊磨崖種子
また、三尊磨崖種子の梵字は、愛宕神社を現在地へ遷座した寂源僧正の筆によるものと伝えられています。事実であれば17世紀後半に刻まれた貴重な石造文化財であり、高良山に残る神仏習合時代の信仰を今に伝える見どころとして、ぜひあわせて訪れたいスポットです。

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