大三島海事博物館(葉山丸記念館) | 大山祇神社 - 神社ファン

有名度

関脇

大山祇神社

おおやまづみじんじゃ

愛媛県今治市大三島町宮浦3327

大三島海事博物館(葉山丸記念館)

更新日:2026年2月19日

昭和天皇の御採集船が眠る博物館

大三島海事博物館は、昭和天皇が海洋生物の研究に使用された御採集船「葉山丸」を永久保存するために、1972年(昭和47年)に開館しました。入館料は宝物館と共通で、休館日は原則ありません。
大三島海事博物館 外観
葉山丸は、長さ15.5メートル、幅4.2メートル、15トンの木造船です。1934年(昭和9年)に旧横須賀海軍工廠で建造され、昭和天皇は神奈川県葉山の海で海洋生物を採集する際にこの船に乗られたと伝わります。
やがて太平洋戦争の戦局悪化に伴い、葉山丸は海軍に下賜され、江田島の海軍兵学校で生徒の訓練用に使われました。
終戦を迎えると、海軍は瀬戸内海屈指の大社である大山祇神社に葉山丸を奉納し、保管を託しました。その後、英・豪軍による接収を経て、海上保安庁の巡視艇として活躍したと伝わります。昭和天皇が葉山に滞在される際には再び御採集船として使われることもありました。
1956年にその役目を終え、終戦時に保管を託された縁から大山祇神社に払い下げられました。
大三島海事博物館 入口
館内には葉山丸のほか、昭和天皇の生物学に関する著書、瀬戸内海を中心とした動植物の標本、水軍や海事に関する資料が展示されています。大山祇神社が「海と山の神」を祀っていることから、全国の鉱山から奉納された鉱石も多数収蔵されています。また、大三島の地場産業である製塩の民俗資料や真珠養殖に関する展示も見どころです。

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