有名度
横綱出雲大社
いずもたいしゃ
島根県出雲市大社町杵築東195番地
屈指のパワースポット 荒垣内摂社 素鵞社
更新日:2026年10月17日
出雲大社のなかでも屈指のパワースポット
御本殿の後方、八雲山の麓には、摂社「素鵞社(そがのやしろ)」が鎮座しています。地元では「素鵞(そが)さん」と呼ばれ、親しまれているお社です。出雲大社のなかでも特に強力なパワースポットとして知られる場所で、その大きな理由のひとつが素鵞社の背後にそびえる八雲山です。八雲山は現在も立ち入ることのできない神聖な禁足地ですが、素鵞社の裏側では山につながる巨大な岩肌を間近に見ることができ、実際に触れることもできます。
さらに、稲佐の浜から持参した砂を納め、代わりにお清めの御砂をいただく独特の信仰でも知られています。御本殿を参拝した後、素鵞社まで足を運ぶ参拝者も多い、出雲大社を代表する見どころのひとつです。

神話「ヤマタノオロチ伝説」では八岐大蛇を退治し、奇稲田姫を妻として迎えました。出雲大社では大国主大神の親神とされ、大国主大神に国造りの大任を授けた神と伝えられています。
鎌倉時代から江戸時代初めにかけては、出雲大社で素戔嗚尊が御祭神として信仰された時期があったとされています。その後、大国主大神を主祭神とする現在につながる祭祀へと整えられていきました。
素鵞社が鎮座しているのは、御本殿の真後ろにあたる一段高い場所です。父神である素戔嗚尊が大国主大神を後ろから見守っているためとも、監視しているためとも言われていますが、その真相は分かっていません。こうした位置関係にも注目して参拝すると、御本殿と素鵞社の関係がより興味深く感じられるでしょう。

平成の修理では、御本殿や御向社、門神社などで寛文造営時に使われていた部材が、延享造営の際に素鵞社へ一部再利用されていたことが判明しました。「延享二年(1745年)六月」などの墨書も発見され、当時の造営に神門郡の大工が携わっていたことも分かっています。
2004年(平成16年)7月6日には国の重要文化財に指定されました。
平成の大遷宮では、2013年(平成25年)9月19日に仮殿遷座祭が斎行され、御神体は釜社へ遷座しました。その後、約1年10か月をかけて屋根の檜皮の葺き替え、木部や金物の補修、棟飾りのちゃん塗りなどの修造が行われ、2015年(平成27年)7月20日に本殿遷座祭が斎行されました。
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参拝に訪れた際は、社殿をお参りするだけでなく、ぜひ裏側にも回ってみてください。
八雲山は出雲大社の御神体山ともいわれる神聖な山で、現在も一般の人が立ち入ることのできない禁足地です。その八雲山の岩肌を間近で見ることができ、実際に触れられる場所として、素鵞社のなかでも特に人気を集めています。

素鵞社の力が宿る、お清めの御砂
素鵞社を訪れたら、もうひとつ体験しておきたいのがお清めの御砂です。素鵞社では神様の御加護をいただけるとされる御砂を持ち帰ることができます。お守りとして大切に身につけるほか、家の敷地や田畑に撒いて土地を清めることもできます。
ただし、素鵞社にある御砂をそのままいただくのではありません。御砂をいただくためには、まず稲佐の浜へ向かいます。

稲佐の浜には弁天島があり、地元では「べんてんさん」と呼ばれ親しまれています。昭和60年頃までは島の目前まで波が打ち寄せていましたが、現在は砂浜が広がり、島の裏側まで歩いて行くことができます。

まず稲佐の浜で砂を掻き採り、持参した袋や容器に入れましょう。その砂を持って出雲大社へ向かい、御本殿をお参りした後、素鵞社へ参拝します。

「稲佐の浜で砂をいただく」
↓
「出雲大社を参拝する」
↓
「素鵞社で持参した砂をお供えする」
↓
「お清めの御砂をいただく」
という順番です。
いただく御砂は、持参した砂よりも少ない量にするのがマナーとされています。持ち帰った御砂は大切に保管するほか、家の敷地や田畑などに撒いてお清めに使うことができます。
稲佐の浜から運んだ砂を素鵞社へ納め、自分より前に誰かが納めた御砂をいただいて帰る。単に御砂を持ち帰るだけではなく、稲佐の浜と出雲大社、そして素鵞社を結ぶ一連の参拝そのものが、この場所ならではの信仰となっています。
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