三の鳥居 松の参道の鳥居 | 出雲大社 - 神社ファン

有名度

横綱

出雲大社

いずもたいしゃ

島根県出雲市大社町杵築東195番地

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三の鳥居 松の参道の鳥居

更新日:2026年10月16日

松の参道前に建つ「三の鳥居」

二の鳥居から下り参道を進み、石造りの祓橋(はらえのはし)を渡った先に建つのは三の鳥居です。松の参道の入口に建つことから、別名「松の参道の鳥居」とも、また素材が「鉄」で造られていることから「鉄の鳥居」とも呼ばれています。周囲には樹齢400年にも及ぶ松並木が続いており、自然と鳥居が調和した、趣のある姿を見ることができます。
松の参道の松並木は江戸時代初期から続くもので、寛永年間(1624~1645年)、松江藩主・堀尾忠氏の夫人である長松院が祈願成就のお礼として千本の松を奉納したと伝えられています。その後、植え替えや補植を重ねながら守られてきました。長い年月を重ねた松の間をまっすぐに参道が延びる風景は、出雲大社を代表する景観のひとつです。
三の鳥居
この三の鳥居は、1978年(昭和53年)8月に出雲大社近江分祠長を務めていた古山茂氏から、近江合祀50年を記念して奉納されました。
出雲大社近江分祠は、滋賀県の琵琶湖近くに鎮座する出雲大社の分祠です。昭和3年(1928年)11月に出雲大社から分霊されたと伝わります。現在の三の鳥居は、近江と出雲大社とのつながりを今に伝える奉納物でもあります。
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神楽殿横の日章旗

出雲大社には、この三の鳥居以外にも出雲大社近江分祠から奉納されたものがありました。それが神楽殿前の国旗掲揚塔と日章旗です。
1936年(昭和11年)に、出雲大社近江分祠の青年組織である此花健児隊、此花健女隊(現・花の会)によって奉納されました。
ところが2002年(平成14年)、松くい虫を防除中のヘリコプターが掲揚塔に接触し、破壊されてしまいました。その後、島根県森林組合連合会が掲揚塔を、花の会が日章旗を改めて奉納したと伝わります。
境内からみた国旗掲揚塔
国旗掲揚塔の根元には、
「日の御旗 掲げて仰ぐ 御稜威には 家の光し そふ心地せり」
と書かれています。
出雲大社で掲げられている日章旗は、日本最大級の大きさを誇ります。出雲大社公式によると、旗は縦8.7メートル、横13.6メートルで、なんと畳75畳分もの大きさです。神楽殿前で実際に見上げると、数字以上の巨大さを感じることができます。
国旗掲揚塔
また、国旗掲揚塔の高さは47メートル。これは平安時代の出雲大社御本殿が高さ48メートルあったと伝えられていることにちなみ、その高さを超えないように造られています。
松の参道の入口に建つ三の鳥居と、神楽殿前の巨大な日章旗。一見するとまったく異なる二つの見どころですが、どちらにも出雲大社近江分祠との深いつながりがあります。三の鳥居を訪れた際には、こうした奉納の歴史にも注目し、神楽殿の日章旗とあわせて見てみてはいかがでしょうか。
掲揚された国旗

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