荒垣内摂社 釜社 | 出雲大社 - 神社ファン

有名度

横綱

出雲大社

いずもたいしゃ

島根県出雲市大社町杵築東195番地

荒垣内摂社 釜社

更新日:2025年7月2日

食物の神をお祀りする「釜社」

御本殿東側、八足門から瑞垣の外を左回りに回った先、東十九社の隣には末社「釜社(かまのやしろ)」が西向きで鎮座しています。お祀りされている宇迦之魂神は、素戔嗚尊の御子神です。別名「保食神(うけもちのかみ)」とも呼ばれています。食物全般を守護しており、全国にお祀りされているお稲荷さんの御祭神です。ただこちらの釜社は稲荷信仰とは結びついておらず狐などの姿は見られません。
現在の社殿は1667年の江戸時代中期に建てられました。桁行一間、梁間一間、切妻造の妻入で、屋根は檜皮葺です。正面には一間の向拝が設けられています。出雲大社のなかでも古い建築物のひとつです。
歴史的価値が高いことから、2004年に国の重要文化財に指定されました。また平成の大遷宮の一環で、2016年には屋根の吹き替えや木部や金物の補足などの修造が行われています。
釜社 社殿

古伝新嘗祭(こでんしんじょうさい)

出雲大社では11月23日の夜に古伝新嘗祭が行われます。神前に新穀を供え国家繁栄・五穀豊穣を祈願すると同時に、相嘗の儀と神舞によって、國造が神の霊力をその身に宿すとも言われます。國造が自身のために行う特殊な神事であり、数ある儀式のなかでも特に重要なものです。当日はまず釜社から御神釜が拝殿内に移され、その後午後7時頃より儀式が執り行われます。四方拝のあとに相嘗の儀、火燧臼への墨書、真名井の小石2個を噛む歯固めの儀、神歌とともに神舞を舞う百番の舞の順に行われます。最後に行われるのは「御釜の神事」です。御神釜の周りを3度、神職が巡ります。宇迦之魂神へのお祭りであり、五穀豊穣に感謝し来年も豊作になることを願い、祈りを捧げます。

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